保育園の設立趣旨と歴史
アトムの3つの柱
アトムっ子通信

アトムっ子通信

2003年

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12月号 巻頭文

気持ちの切り替え場所ありますか      事務室 林 明子(Meiko)

事務室から見えるイチョウの葉が黄色くなったと思ったら、いつのまにか木枯らしの吹く季節になりました。
今年もアトムの事務室にはいろんな人がおとずれました。

遠方から足を運んでくださる見学者や毎日出入りしている業者さん・郵便やさんに銀行員などなど。
でもアトムの事務室に一番出入りしているのはアトムっ子たちです。
体調がすぐれないとき、友達とけんかしてしんどい気持ちになったとき、
大集団の中で気持ちがついていけなくなったとき、ちょっと事務室をのぞいてみたいとき・・・・・
子どもたちは「はいっていいかあ」と声をかけてきます。
事務室に来るとお絵かきしたり、本読んだり、事務室組のおばちゃんたちとおしゃべりしたりして時をすごします。
仕事の邪魔をしないのか気になると思いますが、ここでは約束事があるので守ってくれます。
中には「そんなことしてたら小学校に行ったとき大変だ」「どうしてクラスに戻さないのか」そんなことを思われるかたもいるでしょう。
私も娘が学校の保健室に毎日のように通っていると聞かされたとき、
「このまま癖になってしまうのでは」とひどくやきもきしたことがありました。
しかし親の心配とは裏腹に本人は保健室に行くことで気持ちを切り替えていたようです。
そしてアトムっ子も・・・・・自分の居るところはここでないと感じとるのか、おばちゃん達との会話がおもしろくないのか、
大人が介入しなくても自分で気持ちを切り替え、「やっぱりみんなのとこにかえるわ」とクラスに戻っていきます。
一人で戻りにくいときは「一緒にいって」と声をかけてきます。そんな姿はそばで見ていてたのもしいです。
親の知らない姿でもありますよね。 保育室だけでなく、給食室や事務室も子どもたちの居場所になればと思っています。

子どもたちはこんな風にして気持ちを切り替えていきますが、お父さんお母さんはどうですか。
自分の気持ちの切り替え場所・居場所はありますか。 職場でのゴタゴタや夫婦間のストレス(!!?)子育てのゴテゴテ、
どんなふうに気持ちを切り替えてますか。 保護者同士で話をしたり、日報でやりとりしたり、お友達と長電話したり・・・・・・
でしょうか。 アトムでは玄関に保護者の方が利用できるスペースをつくってあります。
忙しい毎日ですが時にはここでほっとしてみませんか。 アトムでお父さんお母さんの居場所もみつけてほしいと思っています。

※ 先日、長池の水鳥がアトムで動けなくなっていました。 動物病院に連れて行きましたが野性に返るにはかなり時間がかかるということで大阪府の野鳥保護センターが引き取ってくれました。

※ その翌日の夕方、団地に住むおじいちゃんが倒れていると子どもたちが教えてくれました。救急車で搬送されましたが、確認したところそのまま入院されたようです。 心配してくれた、子どもたちに伝えてあげてください。

○夜間保育
☆やりたかった仕事を初めて(保護者の夜間保育利用に関しての感想)
☆アルバイトの紹介

○給食室
☆給食試食会の報告
☆貝塚講演会の報告

○いちご組
☆朝の登園児のお願い
☆牛乳嫌いの子の対応、オマルの対応

○もも組
☆毎日の保育の様子
☆保育士3名の悩み

○こばなな組
☆新しいお友達の紹介
☆お友達同士の関係

○おおばなな組
☆親子レクの感想
☆一人一人の子どもの様子

○ぶどう組
☆スイミーごっこの様子
☆最近のあるトラブル
☆ある日の出来事より(保育士の思い)

○すいか組
☆遠足へ行ったよ!(トトロの森へ)
☆トトロからのプレゼント
☆子どもの名前の由来は?(男の子編)

○みかん組
☆遠足の様子
☆スイートポテトクッキングの様子
☆クラス分け、その後の様子

○見学者の感想

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11月号 巻頭文

懇談会を活用したら良いですよ!! 主任  岩木陽子

10月下旬貝塚で家庭育児真っ最中のお母さん達と話しをする機会がありました。

『自己主張とわがままの見分け方』というテーマだったのですが、
お母さん達の悩みはアトムのお母さん達からもよく聞くものでした。
「お兄ちゃんはおとなしいのに、弟はものすごいワルイ!わがままを許しすぎたのか・・・自己主張できなくなっても困るし・・・」
「公園で遊んで友達におもちゃを貸してあげないわが子に困っている」
「遊びに入りたそうにしているのに、おとなしいから見ているだけで・・・」など等
私は「子育ての悩みで、この時はこうしたら○、この時は×というような正解があれば楽でいいのですが、
残念ながらそんな特効薬はないので、実は保育士も日々悩んでいます。
それはひとりづつ子どもも親も違うしその時と場合で状況も変わるからだと思います」と答えました。
○か×かはっきり教えてほしいと思う人にはがっかりだったと思います。
「もっと強く自分を出してほしい」「お友達に優しくおもちゃを譲れるここになってほしい」とか親だからこそ、
子どもに良かれと思っていろんなことを望んだり、悩んだりするのでしょう。

当然ですよね! 私の15年以上前になるのですが娘が3歳ぐらいの時、
あまりに引っ込み思案でおとなしすぎるわが子に、もっと誰とでも遊んでほしいという思いから、
同じ年齢の近所の子ども4,5人の中に放り込んだことがありました。

娘はずーと隅のほうで立ちすくんでいました。「こうあってほしい!」という親心からしたことで、
娘にはしんどかっただけのようです。 数年後当時のしんどい思いを娘から聞かされ驚きました。
専業主婦だった私は、そのときには娘のしんどさに全く何も気づきませんでした。
こんな自分の体験を話しながら、お母さん達に「こんな風に集まって我が子のことや、他の子どもの話を聞いたりすることは、
良いことだなあと思います。子どもの立場に立ったら自分のことをわかってくれる人が周りにいてくれるほど
安心なことはないでしょう。 子どものことを理解する為にも親から見える姿だけではなく、
子どもを取り巻く多くの人からの情報は、大切だと思います。

親って「親心」ゆえに子どもにとって良かれと思ってしていることが必ずしも子どもにとって良いとは限りません。
親の思いばかりで突っ走り 子どもにとってどうなのかを振り返ったり、子どもにとって過大な荷物を背負わせていないかと
立ち止まって考えたりする機会を待たないと、親子共々しんどい状況になっていく危険があります」と話しました。
専業主婦の人たちには、お母さん同士で話し合う機会、場は少ないと思いますが、アトムのお母さん達にはクラス懇談会、
個人懇談会があります。 保育園にいることをフルに活用して普段から担任と日報のやりとり、
懇談会の参加を利用したら良いといまさらながらに強く思いました。

懇談会も残り1回です。少ないチャンスを是非活用してください。

○夜間保育
☆懇談会の合間に
☆アルバイトのじゅん君よりあいさつ

○給食室
☆土曜日の出欠の連絡ご注意ください
☆がん予防に野菜を!

○いちご組
☆大・中・小グループの様子
☆懇談会の報告

○もも組
☆これからの季節で気をつけること
☆懇談会の報告

○こばなな組
☆一人一人の様子
☆懇談会報告

○おおばなな組
☆けんかの理由、こどものいろんな様子
☆おおばなな・こばなな両保育氏からみた保育士の評価

○ぶどう組
☆当番活動、お箸の様子
☆小グループしてます
☆懇談会報告

○すいか組
☆薄着で過ごそう冬に向けて、おいもほりの様子
☆最近のこどもたち
☆懇談会の報告

○みかん組
☆クラス分け、メンバー紹介。
☆グループそれぞれの様子
☆懇談会報告

○くまとりこどもまつりからのおしらせ

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10月号 巻頭文

第1回目の運動会いかがでしたでしょうか? 市原悟子

青空の下元気いっぱいに・・・というわけには行かなくてとても残念でしたが、事故、怪我がなく、無事終れて一安心です。
前日まで良い天気だったので、降水確率を見ながら、何とか午前中は天気が持ちそうだと喜んでいたのですが、
台風の影響はどうにもできませんでした。 残暑が厳しかったので、当日の朝までこの曇り空のほうがありがたい、
熱中症の心配しなくて良かった、3歳以上児だから少しくらいの雨なら、この公園を使用したほうがいいと判断していました。
しかし時間が経過するごとに雨が降り出し、直前になっての場所変更となり、緊急連絡網でのお知らせ、用品の運搬、とめまぐるしい動きとなりました。   

①事前に原子炉体育館の場所を地図でお知らせをしていない。

②子ども達に上靴の準備が必要かどうか伝えてなかった。

③緊急連絡網の使用は初めてだけど、もれなく全部に伝わるかなあ

大丈夫かなあと不安に思いながら、ハッと気付いた事がありました。

日頃、子どもの力を信じる事の大切さを思っているのに、
大人に対してはどうして過保護的に考えて指示を出すことに神経が行くのだろう。5年前の出来事で学んだはずなのに・・・・・。
その出来事とは、数年前のある集会の閉会セレモニーで、
大きな会場のマイクが不調で音声が途切れ途切れになるアクシデントがありました。
主催者や会場責任者が、慌てふためきおろおろしている状態の中、
参加者の方から「皆さん!マイクが使えないようなので席を前に移動しましょう」と呼びかけがあり、
あっという間に前の席に移動していました。 最後に私は集会の感想を述べる役目だったのですが、
集会の感想は吹っ飛び「このアクシデントに指示を待つことなく座席移動を呼びかけた人、
進行をスムーズにさせる役は自分達だと参加者がスムーズに移動したこの光景を見て、大人の集まりだと感じました。
成熟した大人が多くいるとどんなハプニングが起ころうと対処できる強さを感じました。
もしこれが指示待ちの人たちばかりだとこうは行かなかったでしょう。責任追及にしかならなかったでしょう。
大人が大人の判断で行動するすばらしさを目の前で見て大人が大人として成長しなければと強く思いました。」
との感想を言いました。 子ども達が大人に憧れを持つのは、急な出来事が起こったときに、
それを解決する姿(到底子どもではできないことを難なくやる)だと思います。

今回、当日の朝、それも2時間前の急な場所変更にも関わらず、体育館に用具を運び入れてるお父さん達の姿を見ながら、
こんな姿を子ども達に見せたいなあと思いました。 こんなことを思いながら、体育館に行きました。
途中雨傘を差して歩いていた親子を見て不便な思いしてるだろうと感じながら、
「雨の中歩きながら体育館に行ったよなあ」とこれも思い出にしてもらえたら良いのになあと願うような気持ちでした。
体育館には、もう旗が張られ、ほとんどの準備もできていました。 皆さんの力の結集で、
時間どおりに始められるとホッとしたのですが、マイクからの声が反響してほとんど聞き取れない状況に、焦りを感じました。
事前に、体育館で行う場合のシュミレーションもしていたのに、マイクテストだけが抜け落ちていました。
その為に聞き取れない状況になりすみませんでした。 子ども達の声や、クラスの説明など音声を多く使うのに、
これは大変な事だと頭が、真っ白状態になりました。スピーカーの向きを変えたりしましたが、
これはスピーカーやマイクが原因ではなく、建物の構造上(体育館は運動がメイン、音響施設となっていない)
音の反響はどうしようもないことがわかりあきらめました。 多くの方からせっかくの説明が聞き取れなくて残念との
声も聞かれました。 来年の場所選びに生かしていきます。申し訳ありませんでした。
「最初の第1歩!そのままがいい!そのままでいい!」 今までの運動会とは、随分おもむきの違う運動会に、
驚かれたことと思います。 もっと子どもの活躍の姿を期待していた人にはとっても物足りなかったと思います。
すみません。保育園での生活や、行事を考えるときに、基本は子どもにとってどうなのか?を忘れないように心がけています。
30年保育士として仕事をし、至る所の保育実践や行事を見せてもらいました。その中で感じたことは、
保育のやり方には流行があり、これが良いと言われるとすぐさま他のところでも取り入れられるが、
そのやり方が子どもにとってどのように影響したかの総括がなされないまま、昨年やったから今年もやるといったやり方で
引き継がれているように見受けられました。別のことが流行しだすと又それが取り入れられ、
子どもは大人の言いなりになるしか仕方がない。それに付け加え年々、大人に見せる為の行事になってきているような
感じがしてなりませんでした。 子ども達のために大人が努力するのでなく、大人を喜ばせる為に子どもが努力するそんな形に
どんどん変化してきているように感じられました。アトムの行事のあり方は子どもが主体、子ども自身が楽しめて、
楽しむ姿を周りの大人が喜んであげられる、そんな内容を考えています。 子ども自身が自分の成長の姿を見せたい、
見てほしいとの気持ちが自然にわいてくると取り組みが負担にはならないと思いますが、
幼児期にそのような気持ちを持続させるのは難しいと思います。
又個人差も大きいので、一律にさせようとすると苦手な子にとってはかなりの負担になり、友達と何かをする取り組みは、
楽しいものではなく、負担感、しんどい事と残るのではないかとも思います。
保育園時代しか子どものありのままを出すことが許される時期は残っていない、
今の子どもにとってほんとにしんどい状況だと思います。 年齢相応にしっかりしてくるよりも、
この年齢でなんでこんな幼い事するんだろう?という現象を見聞きしますが、
きっと子ども時代を子ども時代として過ごせていなかったのでは?と思ってしまいます。

アトムの子ども達には、焦らすことなく、大人に取っての評価をあまり気にさせないで、
自分が楽しむ体験を(もちろん集団生活の場なので、決まりや、他の人に迷惑かかることは許しませんが)
たくさんさせてあげたいと思います。 運動会終了後、40世帯が集まり、アトムホールで昼食会、その後のクラス対抗玉入れ、
親子二人三脚を楽しみましたが、その時の子ども達の表情はどの子もとてもうれしそうでした。
それを企画、進行していただいた保護者の方ありがとうございました。そしてお疲れ様でした。

9月27日の休みのご協力ありがとうございました。 9月の職員会議は4月から9月までの半年を振り返って(中間総括)の
話し合いを行いました。 全職員が半年を振り返り、自分の仕事振り、担任とのコンビネーション、などについての
レポートを書きました、そのレポートは全員が読みます。 職員会議では、そのレポートに書かれていないことを
みんなの前で話す内容で行いました。 4月保護者の方にはとっても不安だったと思いますが、
職員としても何もかもが初めての体験で緊張の連続でした。その頃を思い出しながら何とか今の状況までたどり着いたことに
安堵しながらも、ほとんどの職員が涙、涙のスピーチとなりました。
新人職員13人、若手、中年交えて計31人が常勤で、その内、 男性保育士が3名です。
非常勤の職員を含めると41人の大人職員集団です。職員同士、安心して働く為に、お互いにどのような努力が必要か、
考えながら、探りながらやっていくことが大切だと思います。職員会議はお互いのことが知り合えるような話し合いに
終始しています。 子どもにとっても、保護者にとっても、職員にとっても、居心地のよい保育園作りに
エネルギーを使いたいと思っています。色々な人間がいてるのにその全員が満足するなんてありえないとよく言われますが、
満足してもらう為に職員がサービスするとか一方的な関係でなく、職員のために保護者も努力してもらう、協力してもらう。
お互いがお互いのために努力していくそんな関係を築いていきたいと思います。
職員会議のために、休みの協力をしていただきありがとうございました。

○夜間保育 ☆夜間給食メニュー
☆探検大好き!大きなおいもエピソード

○給食室
☆離乳食講習会のお知らせ⇒18日(土曜日)午前9時から
☆今月の給食紹介

○いちご組
☆進入所児3名の紹介
☆子ども一人一人の様子
☆クラス懇談会のお知らせ

○もも組
☆今月の手遊び
☆もも組の散歩

○こばなな組
☆「トトロにあげよう!」エピソード
☆大小合同の様子

○おおばなな組
☆一人一人の様子
☆家から持ってくるおもちゃについて

○ぶどう組
☆運動会の解説
☆お箸使ってます!その様子。
☆今月の取り組み紹介

○すいか組
☆運動会特集!
☆子ども一人一人の様子
☆保育士の運動会の感想

○みかん組
☆運動会を終えて
☆まきちゃん、なおちゃん家出事件!お昼寝を考える

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9月号 巻頭文

今月のアトムッ子3歳未満児、以上児合同で作ってみました。

合同で作るとページ数が多くなるので読みづらいかと分けていたのですが、
アトムッ子の感想を聞くと多くの方から「全クラスの様子を知りたい」との要望もあり、今月合同で作成してみました。
又感想聞きながら変えていきたいと思いますので今月号の感想、日報などで知らせてください。
皆さんからいただいた感想後半に載せています。 アトムッ子を毎月作りながらもどうなのかなあと不安でしたが、
皆さんからの多くの感想をいただき、作る励みになりました。今後、保護者のページとか、
子どもの実名入りのトラブル編とかに広げていけたらとも思っていますが、
保護者の合意がなければ実名使用は難しいと思いますのでそんな意見もまた聞かせていただきたいと思います。
たくさんの貴重な感想ありがとうございました。

異常気象の今年の夏 市原悟子

曇りの天気が続き、5歳児がプールに行く日には肌寒い雨の日だったりで、
みんな晴れの日を心待ちにしてホースからの水遊びを楽しみました。
残念ながら今年は子どもたちが大好きな水遊びを満喫することなく夏が終わってしまいました。
子どもの人数が多い理由で4歳児がプール遊びができなかったことも来年の課題です。
0-157問題から、簡易プールの溜まり水が衛生上問題視され、使用をやめているところも多いので、
アトムでも流水使用に切り替えたのですが、子どもには物足りないですね。

プール使用は消毒の為にかなり濃い塩素を使用しなければならないので、その点も考慮に入れながら、
来年簡易プールを使用するかどうか検討します。 皆さんの知恵を貸してください。

6月頃から、お迎えに来て一旦、家に帰った子どもが再度遊びにくることがよくありました。
帰っても外は明るいので、もっと友達と外で遊んでいたいと思う子どもが多いです。
明るい間は友達と外遊びを十分して暗くなってから家に入る。これが子どものリズムだと思います。
このような生活を送れていない子どもが多い中で、外で遊んでいる子どもを見るとほっとします。
アトムの横のオアシス公園で遊んでいて退屈を感じて園庭に立ち寄ったり、
土曜日休みの届けがでているけど「遊んでもいい?」と入って来る子どもも多いです。
「いいよー」と許可していますが、アトムで遊んでいることをきっと保護者は知らないだろうし
保育時間外で何か事故等あればどうすればいいのか?と気になっているところです。
保育士は時差勤務のため、夕方は職員数が確実に少なくなっているので、
子どもの人数が多くなるととても大変な状況にもなるのですが・・・。

そこで、降園後の子どもたちを集めて遊んでくれる大人、特技を活かせて遊んでくれる大人、
遊んでいる子どもを見てくれる大人がいないかな?と思うのですが・・・・ 降園後の子どもたちのすごし方、
一緒に遊ぶ為の知恵を貸してください。 場所はオアシス公園があるのでそこを活用したらと思います。
それとも別なアイデアがあれば是非教えていただきたいのです。 よろしくお願いいたします。
幼稚園の先生の実習見学が多くありました。 新潟の公立幼稚園の先生6名が3日間保育を見学、
10名が職員会議の見学に、神奈川県の私立幼稚園の先生4名が保育見学、茨城県の保育士が見学、
泉佐野養護学校の先生3名が2日間実習にと8月後半は多くの見学者がありました。
テレビ放映の前から見学申し込みがあったのですが、テレビを見て思いが強くなったそうです。
新潟からの先生たちは自費での研修だそうで、その熱意に驚きました。
どの先生たちも、旧アトム共同保育所時代の保護者との関係、職員同士の関係、
アトムの子どもたちと保育士との関係がつづられた本を読んで興味を持ったそうなのです。
現在のアトムの状況説明(4月の混乱模様、1回目の懇談会の様子、今までの行事の様子、
旧職員と新任職員とのコンビネーション作りの模様)をすると「自分たちは20年掛けてもできないことを数ヶ月で
よくそこまでのことができましたね」と驚いていました。 公立の抱えている問題、保育士と保護者の関係作り、
職員関係作りなど等の意見交換をして、「かなりの出費になったけど、それ以上の収穫があり思い切って来てよかった、
今までやってきたことをきちんと総括します。懸命にやってきたと思ったけど上辺だけの、薄っぺらなことだったと思い知らされた。
かなりのショックを受けたけど、アトムの先生たちがしていることを自分たちができないなんて言えない、
今後をしっかり考えます」と言って帰っていかれました。 見学者が来ると、私たちの研修にもなります。
説明をする為には、状況をしっかり知っておく必要がある、質問されることでその問題について自分がどこまで考えていたかを
知れる、考えていなかったことを教えてもらえる等 相互学習ができることが大きな利点です。
9月2日には名古屋の短大生19名が見学に来ます。保育士を目指す学生に現場を見てもらうことは大事なことだと思います。
8月の職員会議は満員御礼 上記のような大勢の見学者(17名)の見守る中での会議でした。
職員会議は、90分3歳未満児会議、90分3歳以上児会議、60分全職員会議で行われます。
この間保育もありますので、保育担当の職員は参加できないのですが、それ以外の職員は事務担当、給食室の職員、
夜間担当職員も全員参加です。月1回揃う機会は職員会議のみです。その中でアトムの今の状況をみんなで確認します。
8月の議題は各クラスの困っていること、子どもへの対応、先月と比べ変化してきたことなどを出し合いました。
最後に見学者全員に感想をもらいました。同席していた新潟聖籠町の教育委員長さんの発言は「短時間で分かりやすい発言、
新任職員も全員発言している、時間の有効利用と時間厳守を是非見習ったらと思う、
感激は時間が経つと共にすぐに消えてしまうから、アトムで感じたことを帰って実践に移すことが大事、
新潟にもアトムをいっぱい作りたいので、新潟に来てアトムの種をまいてください」との感想をいただきました。
大勢の見学者を迎えて新任職員はどのように感じたか? 全員には聞けていないのですが、インタビューした何人かの感想です。

【梅本】自分の発言を大勢に聞かれると思うと、ちゃんと話できるか不安もあり、 恥ずかしかった。
【藤野】アトムに関しての感想をみんなすごく良い事ばかり言っていたので、 そんなすごいことを私たちやっているのか?って感じた
【山本】始まる前は沢山の人に見られて、発言すべきことが、言えるかどうかとても不安だったけど、始まると見学者の存在を忘れていた、存在が気にならないほど集中していた。何でアトムには全国から見学者が多く来るのか疑問だったが、見学者の感想を聞きその意味が分かった。自分はアトム以外の保育園を知らないから感想を聞くことで、他の園の状況を知ることができ、何をやるにも他の園はやりにくそうだと感じた。
【上野】見学者がいっぱいでびっくりした。今まで体験した職員会議は、報告、申し伝えがほとんど だったので、ひとつ、ひとつのこと、子どものことを深く、丁寧に話しているのに驚いた。こんな会議は初めてだったけど発言しやすかった。
【吉本】教育長さんの発言で「感激はすぐ忘れる、それを実践にすぐ移すことが大事」の発言が、印象的だった。
【矢野】圧倒されて、今も落ち込んでいる。今まで体験した職員会議は、報告事項がほとんどだったので、子どものことや、他の事に関しても丁寧に見方を付き合わせる会議は初めてで、驚きばかり、その一員に自分はなれるのかと不安になり、落ち込んでいる。みんなと議論できるまでに自分は何年かかるのだろう?みんなで考え、課題を議論すること、これがアトムかと思った。

矢野さんの感想に対して、私は、目の前に起こった出来事をそのまま話すことが大事、
他の人が感じることも自分は感じないこともある。そんなときには感じた振りをしないこと、反対に、
他の人が何にも感じていないことでも、自分が感じることもある。そんな時他の人が感じていないのだからと
他に合わせるのでなく、自分の感じたままを話したらいい。 その発言が正解か間違ってるかは誰も結論を出せない。
正解が重要ではなくその人の感性を職員同士知っておくことが重要なので、会議の発言は思ったまま、
感じたままを話したらいいよ。賢ぶる必要は全然ないからもう来月からでも議論には入れるよと言いました。
職員会議の内容も徐々にアトムッ子で知らせていこうと思います。

アトムっ子の感想

[いちごぐみ]
* 自分の子どものクラス以外の様子が知れて大きくなったらこんなことするのかなあと分かるのでいい。
毎月出してくれるのがいい。
* 色々な意見を知ることができていいですね。子どもの名前を載せて一人一人の様子を知らせてもらいたい。
* 8月のアトムッコを読んでテレビ放映を見たかったと思いました。アトムの良いところは聞いていましたがアトムっ子を読んで再認識しました。最近の人は何をするにも否定することが多い中、アトムの子ども達に任せて子どもの力子どもの力を伸ばすという教育方針にうれしく思います。
* ページ数は丁度いい。各クラスの子どもは個人名があるほうが楽しいし他の子どものことも良くわかって良いなあと思います。職員会議の内容は載せないの?今どんなことが問題になってるのか、どんなこと話し合っているのか知れるのでできるなら書いてもらいたいです。
* 懇談会の内容クラスの様子が知れてよかった。給食室や他のクラス、夜間保育など直接関われていないところの事を知れて、いつももらうたびに真剣に読み入っています。
* 歌詞を載せてもらっていたので完璧に歌って遊ぶことができたで、保育園でのブームの遊びとかどんどん紹介してほしい。
* 日報では自分の子どもの様子しか分からないけどアトムッコでクラス全体の雰囲気をつかめていいと思います。作る側の保育士は大変と思うけど毎月楽しみにしています。
* 8月から子どもが増え大変だと思いますが一人一人の様子載せてもらえるといいと思  います。

[ももぐみ]
* オマルタイムの良かったです。子どもの様子が良くわかります。食器のこととても大事なことと思います。割れるものだから大切に扱う・・・私も勉強になります。アトムのこうゆう考え方とてもいいと思います。
* 一人一人の様子あり全体あり懇談もコンパクトにまとめて非常に分かりやすかった。

[こばななぐみ]
* 毎月楽しみに読ませてもらっています。他の年齢の子達の様子も知れるいい機会手間かかると思いますが、頑張ってください。
* 保育士さん達が日々起こるいろんな問題に対してどう感じどう話し合っているのか、経過が良くわかるので良いなと思っています。子どもたちがどんなことに興味を持っているかそこから遊びがどう広がっているのか知りたいです。
* 毎回もらうと楽しみで帰るとすぐ読んでいます。子どもの姿や、手遊び、これからの活動書いてあるのでクラス全体の姿が良くわかります。給食室から・・・は丁寧に考えたり作ったりしてるし作り方を聞いてみようと思いながら聞けずにきています。
* いつも楽しみに読んでいます。リクエストは子どもに人気のメニューや朝、夕食にパパと作れるメニュー、野菜をたくさん食べれるメニュー、などのレシピを載せて欲しい。 イヤイヤ期の子どものこと、対処法とか、アドバイス等を文章で載せてくれると行き詰ったとき読み返せるので助かるなー ゼイタク言ってすみません。
* 2冊に分かれているのが残念、大きいクラスの取り組みや成長を読むことによって見通しが持てると思う、職員会議の感想などを職員一人一人書いてくれると良くわかるのに、個人の名前を出し具体的に園での様子が分かるようになればいいが、子どもの名前を出して欲しくない人もいると思うので難しいのかもしれませんが・・・良いことも悪いことも載っててもそれが子どもの成長と大人が思える関係作りが先なのでしょうか。 保護者の記載するページなどもあればと思ったり・・・いっぱい書いたけどアトムッコ楽しみにしている一人の思いです。子どもがのびのびと過ごせて安心して預けられる保育園であるのはどの親にとっても望むことだと思います。私はそれ+親同士がいろんな悩みや思いを共有して関係作りを深めていけるような場所であって欲しいと切実に思っています。

[おおばななぐみ]
* 全体の様子は良くわかるけど、個人名を上げての様子がないのでそれぞれの個性が全然わかりません。名前も覚えられない。クラスの子供の事を知るにはアトムッ子の情報は重要だと思います。人数多いから無理なのかなあクラスの保護者と子どものエピソードを共有できないのは少し淋しいかも・・・
* 楽しみに読んでいます。保育園での生活、先生の思いが分かりとても良いですよ。
* 個人名が出てるほうが子どものことが良くわかる、親同士の話のきっかけにもなると思う、どこかに緊張を感じる書き方のような気がする。子どもの動きは分かるけど保育士の思いがイマイチよくわからない「こんなこと書いたら、反発を買う保護者おるんちゃうか」という思いが何か見えてもったいないなあ丁寧に書いてくれてるのに・・・と思う。
* 全クラスが一緒のアトムッ子無理かなあ 全体を読みたい
* 4月に初めてアトムッ子を呼んだときは、詳しくアトム共同保育園のことや息子のクラスだけでなく他のクラスも分かり熱心さを感じました。しかし、職員紹介は幼いというかとてもフレンドリー(?)な感じで書かれていて面食らいました。以前の公立保育所ではありえない、まさに自由な紹介でしたので。そして、その自由でのびのび、フレンドリーな保育が今までの型にはまった保育しか知らない保護者には違和感を感じてしまったと思うのです。5月号の冒頭の市原先生の書かれていた文章の中で・・懇  談会の意義は・・・子育てに必ず影響してくると思います。とあるのですが、それを読んだときに、まさにそのとおりだと思いました。新生アトムで初めて行われた懇談会で、正反対の意見をはっきりといわれた経験のない保護者は、感情的になったり、ショックを受けたりしたと思うのです。でもこの文章を読んで気づかされたのではないかと思います。私自身そうでしたから。毎月の各年齢の子どもたちの様子、保育士の方々の取り組みなどが詳しく書かれ、又問題などを提起し、今どのような状態でどんな風に対処しているかなどの経過を知らせてもらえることは、とてもありがたいことです。このような良くないこと、保護者が不安や不信に思うようなことを知らせるお便りを読んだことがありません。7月号にある1歳児の「かむ」という問題についても詳しく書かれていて、アトムの保育士の方々の苦悩、又懸命に取り組んでいることがとても伝わりましたし、3歳児以上の保育士の方々は、保護者とのコミュニケーションをとるのに、悩んだり、戸惑ったりしているというのを読み、私自身話し上手ではないし、ましてアトムは若い保育士の方が多く、保護者に何か相談されてもきちんと答えられなかったらどうしようと不安もあると想像します。その文章の結びに、プロ意識に欠けてると思われるかも分かりませんが、、、暖かい気持ちで、、、とあります。本当にそう思います。場数を踏んで経験を積み、試行錯誤しながら保育者と保護者が一緒に保育していけるといいですね。又、毎月の給食便りでも給食についてだけでなく、食についての栄養やレシピなどの情報まで知らせもらえることも楽しみです。アトムッ子はアトム共同保育園の現在が良くわかるとても大切な礎であると同時に、毎月保育だけでも多忙な中きちんとアトムッ子を発行されるのも大変だと思いますが、楽しみにしている保護者の為に頑張ってください。今後ともよろしくお願いいたします。
* アトムッ子の市原先生の「先生」の件についてですが私もあの後ずーと違和感があり悶々としていたのですが、ああやって素直に訂正してもらいとてもすっきりしました。
*4月当初アトムにどんな歴史があって何を大事にしてきたかなんて全然知らない頃に、いきなり「先生」と呼ぶことへの議論。「何でそんなことでもめるんだろう?先生は先生なのに」というのが私の第1印象でした。そしてその後少しずつアトムの子どもたちへの想いを知るにつれ「ああ、あれはそういうことか」と同時に自分の中で少しずつ分かるにつれ「じゃあ何であんなすぐに「先生と呼びます」と文書で出したんだろう?と不思議に思っていました。先生と呼ぶまでの議論についての公開もなかったし、どうして先生と呼ぶと決めたのかその理由も良くわからないし、その後保育士、保護者子どもの呼び方もなんとなくばらばらですごくアトムらしくないなという感じでした。私もそんな思いを担任にもっと早く言うべきだったなあと反省もあるのですがああやって堂々と訂正してもらってほんとすっきりしました。これからも今まで大事にしてきたことを守りつつ更に発展していけるように保護者として協力できたらなと思います。

[ぶどうぐみ]
* すごく読み応えがありました。大変なことだと思いますがいつも楽しみです。ありがとうございます。
* アトムらしい保育を親も子も十分に満喫したい、させたいそう思っています。よろしくお願いします。
* 今年のアトムッ子物足りなさを感じます。
* アトムッ子の保育士のつぶやきを読んであれだけの人数の3歳児がいて静かに寝るってとこに難しいとこあるし、昼寝って本間にしたくない子はしたくないかといって必要な子もいる。大人でも眠らないとと思えば思うほど目が冴えてくるしましてや怒られながら寝むるええ方法ないやろか?大人の都合で子どもを怒るのが1番いやな自分 怒られても堪えない子でも怒られるより褒められたほうが気持ちいいと思う。忍耐強さがいると思います            

[すいかぐみ]
* クラス懇談会の様子が良くわかってよかった。
* 4月からのアトムッ子は園での大まかな遊びの様子は分かるのですが何か物足りなさを感じていました。が、8月号に関してはクラスで問題になっていること、又その対処の仕方や懇談での親の意見なども書かれていてとても読み応えがありました。カネイッチャンの食器の話も最もだと思いました。人数が増えて書くことをまとめるのも大変と思いますが楽しみにしているので頑張ってください。
* 給食の様子が良くわかって良かった。

[みかんぐみ]
* アトムッ子を呼んで・・・名前の呼び方など今思えば何であんなことにこだわってたんか、小さな事やったと気づく、関係ができていなくていきなりあんなふうに呼ばれたりして(他のことも)戸惑ったりもしたが少しずつ関係ができている今、呼び捨てでもなんでもいい、何か困ったとき、悩みが出たとき、ここには相談に乗ってもらえる場所があると思える。
* アトムッ子でオッコチャン書いてくれてましたが、今のアトムの子どもたちは保育室を自分たちの居場所、自分たちの好きにできる場所との実感を持っているのかなあ・・・ってあったけど、保育士達もそうであって欲しい(アトムが自分たちの居場所)とすごく思いました。私は第6の時にも増して、今、保育所が大好き、なおちゃんに会えるしマキちゃんと話せるし、子どもは置いといて自分がそんな気持ち「アトムには先生たちが居る」と思ったらうれしくなる。アトムの先生らもみんながアトムに行くのん楽しんでくれたらなあと願います。

アトムのみなさんへ 長岡風佳

おげん気ですか。新しいアトムきょう同ほいく園は、どうですか。 わたしは、なつ休み、いっぱいあそびました。
とくに、アルプス子ども会のキャンプが、楽しかったです。 7月6日のNHKスペシャル「こども」を見ました。
わたしは、ゆうきがじぶんの気もちがなかなか言えないところで、なみだがでました。 それは、わたしとにていたからです。
わたしも、おっこちゃんが「ないてもええんやで、でもなくまえにちょっとだけがまんして自分の気もちをさきにゆってからなき。」って
言ってくれて言えるようになり、言うとすっきりした気もちになりました。 それとりくととゆうまがわかれるときのきもちも
よく分かりました。それは、わたしが大さかからとうきょう行くときの気もちと同じようなかんじだとおもいます。
アトムは自分たちで考えてあそんだり、けんかしてもすぐにおこられないし、みんなと同じことをしなくてもいいし、
ほいくしさんがいっぱいお話をきいてくれる。きゅう食は、おいしいし、たてものは、ぼろぼろだったけどアトムが大すきです。
絵や字は教えてもらわなかったけど、自分の気もちを言ったり、人の気もちを考えたりすることを教えてくれました。
わたしは、アトムきょう同ほいくしょに、いけて本当によかったです。 またみんなに会いたいです。
おげんきで、さようなら 長岡風佳 より

旧アトム共同保育所の卒所児で現在東京に住んでいる小学2年生のふうかちゃんからテレビの感想をもらったので、原文のまま載せさせてもらいました。 市原悟子

○夜間保育
☆新しい0歳児の夜間
☆買い物籠を片手に

○給食室
☆給食室便り(冷夏の夏でした)
☆給食室スタッフ紹介

○いちご組
☆グループ分けの様子
☆8月の取り組み
☆保育士の発見・思い・いろいろ

○もも組
☆子どもたちの様子
☆職員の気持ち・様子

○こばなな組
☆みんなの姿
☆虫取り話

○おおばなな組
☆水遊びの風景
☆9月の手遊び
☆魚釣り、手作りおもちゃについて

○ぶどう組
☆8月はこんな事して遊びました ☆こんなところ変わってきました!
☆9月の取り組み

○すいか組
☆暑い夏のエピソード
☆おねがい
☆ある日のすいか組
☆金魚飼ってます!

○みかん組
☆ちょっとかわってきたで!みかん組、保育士の思い
☆お掃除隊、お世話隊の奮闘記

○第35回全国保育団体合同研究集会 京都 2003・8・3の報告
☆職員の一人一人の感想を載せています

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8月号 巻頭文

7月の出来事 市原悟子

不順な天候で、プール遊びや、水遊びがほとんどできないまま7月が終わってしまいました。
楽しみに心待ちしていた子ども達は少々不満気です。 8月の天気に期待して水遊びを思いっきり楽しませてあげたいものです。

7月6日(日) NHKスペシャル 〔裸で育て君らしく〕 この番組は3月31日までのアトム共同保育所の5歳児(ぞうぐみ)1年間を
記録したものです。 2001年秋に大阪のNHKから見学したいと言う依頼があり、以前にも東京、大阪のNHKから取材を
受けていたので又かという思いでいました。 以前の取材者からの引継ぎでアトムに来たのかと思っていたら関係ないということで
した。「どのようにしてアトムを知ったのか?」と質問したら、何冊かのアトムの本を読んでこんなにも赤裸々に
やり取りする世界があるのかととても興味を持ったのでということでした。実はシリーズで番組を作ろうと企画していて、
内容は子どもの秘めたる可能性、子どもが本来持っている力を映像化したいと思っている。もしも企画が通ったら
撮影可能だろうか?の打診がありました。 保護者の了承が必要なので、全員にアンケートをとり、具体的な質問は
各クラス懇談会で企画担当者に同席してもらって協議し、3月末の総会で撮影了承の決定となりました。
撮影は2002年の卒園式から始まり(当時4歳児の子ども達)2003年3月31日まで、ほとんど連日早朝から夕方までに
及びました。 何が起こるか予測のつかない子どもの世界、事前にプロデューサーから
「1年間の中でどの時期に撮影に来たら変化する子どもの様子がとれますかねえ」と何度も聞かれたのですが
「どの時期なんてわからない、日々なんでも起こるからそのたびに変化します」と答えました。
ある時期の一定期間を撮影したら変化の様子が取れると予測した関係者にとっては意地悪な返答に聞こえたと思います。
結局1年間の長い撮影に至ったのでした。撮影中には色々アクシデントがあり、そのたびに大人同士話し合いを持ちながら
乗り越えていきました。卒所式の撮影は1年間の子どもの成長をとっていたカメラマンも思わず涙が・・・・
長いようで短かった1年間の撮影が終了し、ほっとするまもなく編集作業、で非常に頭を痛めたそうです。

子どもの成長は劇的に映像としてわかるようなものでなく、ゆっくりと流れる時間の中で徐々に変化するもので、
それを50分に収める為に四苦八苦した。子どもの成長を保障する為には、
職員の奮闘と保護者とのやり取りの膨大な時間=大人の努力無くしてアトムの保育は成り立たない
しかし時間的な制約で大人側のことに一切触れられないもどかしさ。
そのような苦痛な電話が何度かプロデューサーからありました。 5月の時点でまだ番組はできていませんでした。
間に合うの?と心配でした。 7月6日は朝からなんとなく落ち着かない気分で夜になるのを心待ちにしていました。
やっとやっと待ちに待った9時になり、いったいどんな番組に仕上がっているのかとても楽しみでテレビの前に正座して観ました。
懐かしい風景、たった3ヶ月しか経っていないのに24年間通ったアトムが何年も前だったような気がしました。
何度も涙を流しながら見入っていました。

① 担任の志賀よりも私が出演しすぎていたなあ( 何度も画面に出ていたので驚いた) 毎日子ども達と格闘していたのは、志賀だったから。
② 生き生きした表情の子ども達、自分の居場所と感じ自発的に生活している様子、その生活は保護者の理解がなければどんなに保育士が熱意があったとしても実現できなかった。保育内容を作るのは保護者と保育士が同じ思いにならないと無理 同じ思いになるまでの保護者とのすさまじいやり取りをよくやったもんだ。 親心と保育士心の微妙な違いに「何でこんな事判ってくれないのか」とよくぶつかった。
③ 今のアトムの子ども達は保育室を自分たちの居場所、自分達の好きにできる場所との実感を持っているのかなあ 何か工夫が要るんじゃないか

見た後これら3つのことが浮かんできて、特に4月に出会った保護者との関係についてはこれから一つ一つの出来事を
積み重ねながら作っていかなくてはと強く思いました。 放送後、北海道から沖縄まで全国から反響がありました。
「子供同士けんかしたり、時にはライバルになったり昔は当たり前だった子ども同士の関係が今見られない、
大人が全部止めてしまっている。こんな時代に懐かしい風景が見られた、是非いつまでもこのような世界を残すように
がんばってください」「子どもの力ってすごい、信じて見守ることを教えてもらった」「勇気をもらった感じ」等など、
多くの激励の中に一人「のけ者にしたことを何故注意しないのか」と抗議の電話もありました。
アトムの何人の方がこの番組を見られたか判りませんが、是非感想を教えていただきたいと思います。
よろしくお願いいたします。

7月7日(月) 長生会との交流会 美熊台、長池、東和苑の長生会の方、民生委員、手品のボランティアの方、合計6名の方に来て頂いてホールで子ども達に「折り紙」「輪投げ」「ボーリング」「手品」等を教えてくれました。

7月25日(金)は5歳児みかんぐみはお泊り保育・父親懇談会でした。 子ども達がキャンプフャイヤーで大騒ぎしている横で父親懇談会も行いました。13名の参加で色々父親の考えを聞かせてもらいました。引き続いて5名のお父さんは夜警も兼ねてお泊りしてくれました。 ご協力ありがとうございました。 このように保護者に支えられながら子ども達の楽しめる行事は実施できると思います。保育を作っていく共同を感じたお泊り保育でした。 なんと言っても子ども達のうれしそうな顔、どの子も翌日の晴れやかな顔は特別でした。 お泊り保育は25年前くらいから多くの保育園で取り組まれていましたが、職員の負担が大きい、超過勤務手当ての問題、安全管理などの理由で今やほとんどの所で行われていません。子どもにとって必要な行事は大人が努力して残していきたいものです。子どもの為に大人同士が力をあわせる作業が少なくなっているような気がしませんか? アトムの行事は子どものために、子どもが主で子どもの成長につながる行事にしていきたいと考えています。職員だけでは無理なこともありますので保護者の力を是非貸してください。そして共に子どもの成長を喜び合いたいものです。

○夜間保育
☆お食事タイムの様子
☆夜間アルバイトの方の紹介

○給食室
☆給食試食会の様子と感想
☆アトムの食器について

○いちご組
☆8月からの体制
☆お願いとおしらせ
☆新しい担任の自己紹介
☆懇談会報告

○もも組
☆赤ちゃん誕生報告
☆ももぐみの食事風景
☆懇談会報告

○こばなな組
☆水遊び・ウルトラマン・朝泣きの様子
☆こばななちゃんのいま
☆懇談会報告

○おおばなな組
☆7月の様子
☆お化け製作・8月に向けて
☆おおばなな懇談会報告

○ぶどう組
☆おねがい・ある日の様子
☆劇遊び・色水遊び・保育士のつぶやき
☆懇談会報告

○すいか組
☆給食の様子
☆4歳児の?な事件の報告
☆懇談会報告
☆七夕の子どもたち一人一人のお願い事掲載

○みかん組
☆お泊り保育の報告
☆夜警をしてくれたおとうさん方、ありがとう!
☆懇談会報告

○NHKスペシャル「裸で育て君らしく」の感想 
   ☆職員の一人一人の感想を載せています

○特別投稿
☆「大人も育つ保育園」おめでとう、アトム共同保育園開園
(藤岡貞彦 一橋大学名誉教授)

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7月号 巻頭文

6月はいっぱいの取り組みがありました。

外からのお客さんも多く、南小の2年生が「アトム探検」に、滋賀県の保育所の園長先生が激励に、貝塚の小学校の先生が見学に、南中の2年生が体験学習に来てくれました。

6月7日(土)の祖父母懇談会には、58世帯68名の祖父母の方の参加がありました。 第1回目の取り組みでどんな感想を持っていただけるのか?と不安もありましたが、子どもも、おばあちゃん・おじいちゃんも楽しんでいただけたようで行事に組み入れて良かったと思いました。 当日の模様を簡単に紹介します。

10:00~10:30
一緒に遊んで!! 保育室でお孫さんと一緒に遊んでいただきました。 クラスごとに取り組み内容は違います。(手遊び、歌、制作等) 祖父母が来ていない子どもの相手もちゃんと対応して下さっていました。 自分の孫だけでなく周囲の子どもの様子を見て相手してくれていたおじいちゃん、 おばあちゃんありがとうございました。 見知らぬ大人が優しく声掛けてくれる体験が今ではとても少なくなっていると思います。 行事ごとにこのような体験をさせてあげたいと思っています。

10:30~11:00
遊戯室で交流会 入園式の模様から園庭遊び、食事風景、午睡の様子と日ごろの子どもの様子を写したビデオを見てもらい、その後感想を言ってもらいました。 「このような機会を作ってもらってよかった」 「孫が、日頃どんな風にすごしているのか見れて安心した」 「初めての保育園生活なので、ついていけてるのか心配していたが安心した」 祖父母といってもみんなまだ若さいっぱいの方ばかりでした。お孫さんのことがとてもいとおしく大切に思っているのがよく伝わってきて、子どもたちもまた離れがたくしていたのが印象的でした。

内科・歯科検診終わりました。受診結果は、個別にお知らせしています。

6月14日(土)貝塚の小学校の先生3人が来てくれました。 5歳児担任の(喜多・中田)に就学前の子どもたちに保育園で就学までにしておいたほうがいいことなどを教えていただきました。夏休み、冬休みを利用して子どもたちと交流を持っていただけるそうです。小学校への期待や不安を感じるみかんぐみさんはこんな機会に先生に教えてもらえたらいいと思います。 「アトム共同保育園を育む会」の役員には多彩な職業の人がいますのでこの取り組みはその人に協力していただきました。

6月15日(日)大阪保育を考える集会に20名の職員が参加し研修してきました。

6月19日(木) 給食試食会 12:00~14:00 5名の参加で行いました。 その日のメニューは・・・ (和風ハンバーグ・新キャベツのサラダ・味噌汁) 「薄味なのにおいしい」「牛乳がおいしかった」「子どもがお代わりできるのがいい」 食事以外の話でも盛り上がり楽しい試食会になりました。 7月24日にも予定していますのでどうぞ参加してください。

6月24日(火)火災避難訓練を行いました。 その日は雨 ホールに非難する設定で行いました。消防署の方から「緊迫感に掛けてる」「誘導の声賭けが小さい」「給食室も作業止めて真似事でもして」と注意を受けました。 反省会で「要領がわかったので次回はバッチリやろう」と職員全員で気合入れたものの、言いながら訓練に向けて練習する?と言うのもなんか変!! 実際起こったら困るけどその時どのような動きをするべきかしっかり頭に入れておこうと確認しました。

6月25日(水) みかんぐみプラネタリウム見学してきました。 貸し切りバスで岸和田の「まどかホール」に行きました。 迎えに来てくれたバスのなんと豪華なことに驚きました。え?まさかこのバス予算の範囲内?後から請求書きたら困ると思った岩木主任は恐々「間違いないですか」と聞きなおしたほどでした。その日バス会社に残っていたのが運良くこの豪華バス1台だけだったそうです。ラッキー !! 今年だけで来年もは期待できないですね。

6月28日(土) 職員会議 毎月第4土曜日は4時間を使って職員会議を行っています。 全職員が集まるのはこの1回きりしかありません。しかし土曜日も保育を行っていますので保育当番の職員は参加できません。工夫しながら行っています。

9:30~11:00 いちご・もも・おおばなな・こばなな合同会議
11:00~12:30 ぶどう・すいか・みかん 合同会議
12:30~13:30 全体会議

これらの会議の中で、クラスの状況や、子どもへの対応、職員の抱えている不安や悩み、を出し合いながら保育園の運営を考え合っています。 3歳未満児の会議では、もも組の子どもたちの状況で「かむ」事が増えている状況に保育士が精神的にとてもしんどくなっていることが出されました。

私にも経験がありますが、30年の保育士経験の中で何が1番しんどいことかと聞かれれば子どもの怪我の不安が最大です。どの年齢も大変ですが、特に3歳未満児の保育は神経が緊張状態の連続です。1歳児は自分のやってみたい要求、怒られてもやりたい意思だけの世界で、周囲のことは目に入っていません。 「かむ」原因もそのときの状況によって違います。怒っているとき、うれしいとき、近づかれていやなとき、一緒に遊びたいとき、物を取りたいとき、友達が自分の持っているものをとりに来たとき、とても緊張しているとき等、まだまだいっぱいあります。 原因が1つではっきりしていればその原因を取り除くことで解決できるのですが、原因は1つではなく常に変わるのです。大人が横についていて注意してみていてもなんで?何が原因?と一瞬のかむ行動を防ぐことは難しいものです。 全国どこの保育園でもこの問題は難問です。研修会でも遊びの工夫とかいろいろ言われていますが、単純ではないだけに何10年も同じ課題での議論が続いているくらいです。 はっきりしていることは、コミュニケーションがとれるようになってくると「かむ」行動はなくなってくるということぐらいです。 ただその時期を待つしかないのかと、かむ子、かまれた子を目の当たりにするたびに職員としての無力感が襲ってきます。

保育園は多くの子どもの生活の場です。 子ども同士良いことも、悪いこともお互いに「まねっこ」しながら学習します。 かまれた体験で次はかむ行動を起こしてしまうのも残念ながらよくありがちなことで、ここでも、あそこでも、と連続して起こる状況に頭を痛めています。

今もも組では、 ① どんな時間帯にかむ行動が増えているか ② その日の子どもの気分、家での変化はどうか ③ 職員がどの子のそばについてあげるのが良いか ④ 遊びの時のグループ分け このようなことを配慮しながら保育しています。 保護者の方にも1歳児の子どもの特徴や成長状況、言葉の獲得経過、集団保育の限界等など、実態を知ってもらう必要性も感じました。

今月は懇談会もありますので親の思いや心配、不安も出し合いながら、保育士の悩みも聞いていただけたらと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

3歳以上児の会議では子どもを保育する上で大人のコミュニケーションが大事なことは良くわかっているが、対保護者、対保育士はどうなっていたか、4,5,6月を振り返りながら討議しました。

各クラスの担任は、まだまだ保護者との会話は苦手、しかしできるだけ会話をするように心がけているそうです。 保育士の心の声 (保護者と会話するときの) ・私の苦手なことは、人と話をすることで保護者の方と何を話したら良いのかといつも考 えているのだけどいざとなると何もいえなくなっていることが多い、気軽に話せるよう になるのが私の夢 ・話をするとき、聞き漏らすまいと思うあまり力が入りすぎてしまって、表情もきつくな ってしまっているのではないかと思う ・どのクラスの保護者とも話したいと思いますが、きっかけがつかめなくて挨拶するのが 精一杯 ・戸惑うこと。保護者の方の言ってくれていることに対して「そんなこと言ってるんじゃ ないのにな」と思われるようなズレた理解の仕方をしないようにと意識して聞いてしま いつい表情が硬くなってしまうことがある ・保護者の方と話したい気持ちとは裏腹に、自分のトークの引き出しの少なさに悩み、引 き出しを探し中 ・気を使ってしまって、言葉の言い回しや会話で困ることがある。こんな事言ったらだめ かなと遠慮してしまう 保育士同士はどうか? 8人の保育士はまったく始めて仕事をする者、昨年まで他の保育所、幼稚園で仕事をしていた者、アトム共同保育所で仕事をしていた者たちです。 3ヶ月仕事をしてきての感想や悩みを出し合いました。
・理想を抱いて仕事を開始したが現実は厳しかった。
・自分の仕事ぶりに自信を持てないから、保護者の反応におびえを感じる。
・複数担任なので相手に迷惑掛けているのではと思う

直接言い合うことで無用な心配事だったり、不安が解消されたり、それぞれの思いを理解することができたようでした。 保護者の方もなかなか気軽に保育士に話しかけられないかもわかりませんが、保育士も同様で、保護者にどのように思われるか?が気になっています。 4月に比べればずいぶん緊張感は少なくなっているかと思いますが、どの保護者とも気軽に話せるところまではまだまだのようです。 プロ意識に欠けてると思われるかもわかりませんが、先輩保護者は保育士を育ててあげようとの暖かい気持ちで見ていただけたらと思います。 ご指導のほどよろしくお願いいたします。 保護者の方の力を貸していただけないでしょうか?

7月はプール、お泊り保育と行事が多くあります。安全確保のために大人が一人でも多くいてくれたら助かります。その日仕事が休みの方、何とか都合がつける方、事務室まで知らせてください。その日はわが子だけの親ではなく、みんなの親、1日保育士のつもりでお願いいたします。 (申し訳ありませんが、ボランティアでの協力となりますのでご了承して下さい。) 市原悟子

○夜間保育
☆手伝いを張り切る子ども!
☆シャワーが大好きになって!
☆初めて夜間保育を利用する方へお願い

○給食室
☆魚の献立について
☆7月のおやつから 昆布てんぷらの作り方

○いちご組
☆泣いて、笑って、一人一人の様子
☆7月の取り組みの予定

○もも組
☆祖父母懇談会の様子
☆ももぐみの最近

○こばなな組
☆雨の日の室内遊び
☆こばなななぜ?コーナー

○おおばなな組
☆部屋の配置換えしました
☆祖父母懇談会の感想
☆子どもたちの様子

○ぶどう組
☆祖父母懇談会の様子
☆大事な連絡事項
☆室内遊びの様子

○すいか組
☆子どもの姿から 晴れの日
☆子どもの姿から 雨の日
☆七夕のとりくみについて

○みかん組
☆プールについて
☆アトム夏祭りについて
☆お泊り保育について
☆プラネタリウムにいってきました!
☆グループ活動、こんなのしてます。

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6月号 巻頭文

草刈り ありがとうございました。
アトムには現在138世帯の家族がいます。その中の数名が呼びかけ人になってくれて 5月24日(土)10:00~13:00 園庭周辺の草刈りをしてくれました。 当日参加してくれたのは16世帯(夫婦参加もありました)そして当日参加できないのでと平日又は前日に草引きしてくれた方が2世帯ありました。 当日は職員が会議のために作業できなくて保護者の方だけになってしまったので広い園庭の草引き作業大変だったと思います。 お疲れ様でした!!そして ありがとうございました。

こんな時だから大人同士力を合わせて

2ヶ月過ぎて、保育園に来る時の子ども達の表情も明るく、随分緊張感が少なくなってきたように見えます。朝、走って入ってくる子どもを見るととてもうれしくなります。4月はほとんど保育室の中で過ごすことが多かったのですが、5月に入り園庭で過ごす時間も増え、散歩にやっと出かけられるようになりました。 散歩の魅力はなんと言っても自然の中での素材を子ども達が実感し、いろんな感触、匂い、五感を使って様々な変化等を感じられることです。(高価なおもちゃは、いかに自然に近い感覚を再現できるかに苦労、工夫しているのです。人工おもちゃは見た目には子ども達を一気に引きつけると思いますが遊びに広がりを持たせられない弱点があります)アトムの周囲には自然がいっぱいで、子ども達も何よりも散歩が大好きです。 散歩先で見せる子ども達の表情は、保育園での表情とは違ったものを感じます。せっかくの自然の恵みを子ども達に感じさせてあげたいものです。 今の世の中保育園時代しか、友達同士で大騒ぎしながら自然の中で遊び回ることはできないように思います。これから散歩を存分楽しめると思っていた矢先に小学生女児が行方不明になっていることを知り、解決するまでは遠出の散歩は見合わせています。 子ども達の身の上にいつ、どんなことが襲ってくるかわからないという不安がつきまといます。この不安は誰しも同じ思いなのだと思うのですが、こんな時だからこそ大人同士が力を合わせて子どもを守っていかなければと思います。日頃からお互いに声をかけ合って親しくなり、子どもの顔をよく知ってもらっておく事ってとても大切なことだとつくづく思いました。

保育園の今後の行事などの時にも是非保護者の力を貸して頂きたいと思います。どうぞよろしくお願い致します。

○給食室だより
☆アトム給食はなぜ毎日ご飯?
☆アトム給食の食材は?
☆給食試食会のおしらせ

○夜間保育
☆シャワーをしてさっぱり!
☆保育補助員の紹介

○いちご組
☆お散歩に行ってきました
☆ひとみしり・・・しょくじについて

○もも組
☆タイムスケジュール
☆子どもの様子

○こばなな組
☆5月の様子
☆手遊び・室内遊びなどの紹介

○おおばなな組
☆子どもたちの様子
☆歯みがきの様子

○ぶどう組
☆お知らせとお願い
☆母の日のカード作り 

○すいか組
☆こどもの姿から
☆グループ分けしました
☆遠出の散歩

○みかん組
☆5月の取り組み
☆こんなトラブルが子どもを育てる!?

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5月号 巻頭文

1ヶ月がたちました。

混乱状態を目の当たりにして、「ほんまにこれで大丈夫なん?」 「こんな状態では、安心して仕事に行けない」 「アトムは良いって評判聞いていたから期待していたのに、がっかり」 保護者の方からいただくのは、苦情、幻滅感、ばかりでした。この感想が、徐々に「安心できる」に変化してもらえるように、職員力を合わせてやろうと言い合う毎日でした。

171名の子供たちは元第6保育所が73名、元アトム共同保育所が60名他の保育所からの転園が14名初めての入園は24名でした。 1、2週間目は、まだ混乱状態でしたが、3週間目には随分落ち着いた状況に変化しています。中旬から各クラス懇談会も行われましたがいかがでしたでしょうか? 私は、4,5歳児の懇談に参加しました。 4時~ 6時30~ の懇談会の雰囲気が随分違うのに驚きました。 積極的に感想、要望を言っていただくことで、こちらからの説明もできました。 懇談会の意義は、思ったことを発言すること、それを他の人が聞き自分の考えと照らし合わせて考える、全然違う意見の発言もあり、また自分に照らし合わせて考える。 言い放しで終わるのではなく、自分の考えをより広く、深くできるようになることだと思います。それが子供を理解することにつながり、子育てに必ず影響してくると思います。 

市原 悟子

 

*アトムっ子は毎月発行します。今月から3歳未満児・以上児の2部に分けて作成しています。2部作る理由は 全クラス分を載せるとページ数が多くなり読んでもらえないかなと判断したからです。両方読みたい方は、事務室で貸し出しますので遠慮なく言って来てください。
5月15日(木) 尿、ギョウ虫検査 23日(金) お誕生日会 29日(木) 幼年消防クラブ結団式

*クラブ加入は入園と同時で、卒園で脱退となります。会費無料 幼年期の子供たちに「火」についての正しい知識と防火意識を身につけさせるのが目的です。

*身長・体重測定は月末に行い、各自の出席ノートに記録しています。

○夜間保育
~はじめての夜間保育の日~
夜間保育を利用する人へお知らせと要望

○いちご組
☆4月の子どもの様子
☆対応と気をつけたこと
☆いちご懇談会報告

○もも組
☆4月の子どもたちの様子
☆もも組懇談会報告

○こばなな組
☆4月の様子
☆担任の思い
☆こばなな懇談会報告

○おおばなな組
☆子どもたちの様子と担任の思い
☆おおばなな懇談会報告

○ぶどう組
☆おしらせとお願い 
☆4月の子どもたちの様子 
☆ぶどう懇談会報告

○すいか組
☆すいか1日のながれ
☆子どもたちの様子
☆すいか懇談会報告

○みかん組
☆デイリープログラム
☆子どもたちの様子
☆懇談会報告

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