アトムっ子通信
12月号 巻頭文
自分がわかる時期 岩木陽子
先月にぶどう組からみかん組まで、3クラスの視力検査を行いました。
そのとき、みかん組の男の子達は、静かに順番を待てず注意することが何回かありました。
検査が終わった後、「小学校に行くと静かにせなあかん時間があるのに、こんなんじゃ心配やわ・・・」と話し、じっとする練習をすることにしました。その日は、まず5分間からはじめました。その後、ちょくちょく練習しています。
普段ガサガサする子どもが静かに出来たり、ちょっと動きかけてはハッとわれに返って姿勢をただす子どもなどがいました。「小学校に行きたい」「大きくなりたい」そんな気持ちから、嫌でもやろうとするのが伝わってきました。
5歳ともなると“なりたい自分”がわかり、それに向かってがんばることができます。
先日、みかん組の子どもが廊下で泣いていました。友達とけんかしたようです。
紙を破っていた友達を見て、自分もやりたくなり、けんかになったようです。
自分のしたいことがあると、とりあえずやってしまうところのある子です。
自分がしたいと思っても、すぐ出来ないときもあること、そんな時は、ちょっと待ってみたり、がまんせなあかんこともある、それがないと学校行っても叱られるばっかりで、だから毎日5分すわる練習もしていること・・などを話しました。
大事なことは、<大人がどんなにかわいそうに思っても> 彼自身がどうしたいかが重要です。我慢する力をつけたいのかどうか?自分の頭で考える訓練です。強制したらその場は出来るでしょうが、子ども自身が納得してないと、その場限りの対応になりかねません。
<こんなところがある自分、でもこうありたい自分> それを考えられるようになってきた今だから、大人の役割も重要になってきます。
私の友人に高校教師がいて、高校生の様子をきくことがありました。
学校生活になじめそうにないわが子を心配して、「友達を作ってやってほしい」と本気で担任に頼み込む親、遅刻しそうなわが子を毎日のように車で送ってくるお母さんと、それを当然のように振舞う子どもなどの話です。
また、話の前には、“人の話は静かに聞く”ことを何回も何十回も言い続けることがあって友人はへとへとになるといいます。
まるで保育園のような出来事で驚きます。
今の子どもは、どんどん幼くなっているとよく聞きます。
保育園児と同じようなことが、高校でも起こっていることに愕然とします。
世の中どうなっているのでしょうか?
自分のことがわかり始める5歳を終えて、小学校、中学校とすすむうちに、自分のことを自分のこととして考えられるはずが、自分のことにはならず、どこか他人事のようになるのはなぜだろう・・と考えてしまいます。
何か大事な体験が欠けているのでしょうか?
そこを考えないと、幼稚な大人がどんどん増えていくようで心配になります。
毎日々、子どもたちは友達とかかわり、ぶつかりあって、仲直りして、またぶつかりあってを繰り返しています。その中で、自分のこと、相手のことを知っていきます。
せっかくのそんな力も、大人が大事にしないと、そのまま埋もれると小学校に持ち越し、そこでもまた埋もれると中学校に持ち越し・・・そんな連鎖もあるかもしれません。
毎日、みかん組ではいろいろな出来事が起こります。そのたびに、子どもが自分のことや相手のことを理解するチャンスと捕らえ、大人は気持ちを聞いてやり、整理したり、励ましたり、時には様子を見たり・・・とそんな日々を繰り返している“今”です。
11月職員会議報告 金石 愛子
11月28日(土)9時~1時 司会 岩木主任(市原園長 欠席)保育士交代で出席
【報告事項】
・こども祭り(大野保育士)
アトムから事務局2名・実行委員7名が参加、今までの反省を生かして、おおむねうまくいった。次回の為に資料作成する。保護者の方、ご協力ありがとうございました。
・新責任者会議をもって(仲嶺・上原保育士)責任者の役割について確認。その後、各クラスにおいて担任間で話し合う。
・理事会より~アトムの現在の経営状況について~(林事務員)
理事会主催 夢を語る会「アトムの将来構想」 1/23(土) 職員会議後
・「子育てパーク」開催 12/23(祝)10時~15時 於 煉瓦館 (梅本保育士)
【協議事項】
・すいか組の食事の場所について(大野保育士)
現在みかん組の教室に移動して給食を食べているが、移動に時間がかかるのと、単数担任のため、応援が欲しい。もっといい方法がないか考えてみる。
・体育遊び カリキュラムと個人目標実践(山本・石原保育士)
各クラスに何人か体の固いこどもがいる。今回山本保育士が用意してくれた運動の表に従って、意図的に系統だてた運動を遊びの中に取り入れていく。山本保育士が各クラスに入って、実践していき、記録をとっていく。
【学習会】
「障害児教育について」 講師を招いて学集会を行いました。
おしらせ
○給食室
☆ぶどう組の給食試食会の報告
☆今月の人気メニューの紹介
○夜間室
☆日々の夜間保育の紹介
○いちご組
☆友達同士のやりとり紹介
☆大・小グループの保育の様子
☆懇談会の報告
○もも組
☆12月の取り組みのお知らせ
☆トンネル公園、お散歩の様子
○ばなな組
☆12月のお知らせ
☆楽器で遊んだよー
☆ばなな組さんの給食の風景
☆こどものこんな所うらやましい!
☆保育士の紹介!
○ぶどう組
☆クリスマス会の計画
☆友達とのやりとりから見える姿
☆先月のアトムっ子の続き、お悩みコーナーの答え
○すいか組
☆クリスマスの取り組みの紹介
☆すいか組さんのこの時期見かける風景
○みかん組
☆12月の行事のおしらせ
☆遠足に行った時のエピソード
☆老人施設を訪問し、おじいちゃんおばあちゃんと遊んできました
☆クラス懇談会の報告
○フリーのページ
☆毎日の日報を書いていて感じること
11月号 巻頭文
12月の職員会議 報告
1)各クラス子どもへの対応について
保育士の思いと子どもへの具体的な対応を巡って討論しました。
子どもへの対応は保育士の思いのみではなく親の思い、考えも理解した上での対応がベスト。
しかし子どもの行動は予想、想定外なことがほとんど、親にどんな対応を望みますか?など聞く時間はないので保育士の判断で行います。
保育士の対応は保育士の価値観、判断力、保育観などが反映しての対応になります。
保育士も色々な人生を経験してきた人や体験が少ない人様々なので、画一的ではありません。
複数担任で保育を行っていると、他の保育士と自分の保育のやり方に違いが出てきて当然です。
「私ならあんなやり方しないのに、あの人はどうしてするのか?」と疑問がわけばそのまま当人に聞けばいいのです。ところがストレートに聞ける人と、聞けない人がいます。
疑問が残ったままで、当人以外の人に「あのやり方どう思う?」と聞くことがありますが、聞かれた人は自分の考えしか答えられないのです。当人以外の人には当人の考え、思いは聞けません。
当人に聞かないまま、当事者以外の人とのやりとりで対応に批判的になってしまう場合があります。そうなると職員間でギクシャクと良くない感情が芽生えてきて保育室の空間は居心地悪いものに発展しがちです。そうならない前に話し合う時間を取っています。
今回も2時間その話に使い、それぞれの職員の考えを付き合わせることができました。
保育を巡っての親と職員の付き合わせは懇談会です。懇談会で納得できるまで話し合うことが大人同士の関係を良いものにしていく手立てだと思います。
2)「アトムっ子」について
毎月の「アトムっ子」は認可前から発行しています。認可前の「アトムっ子」と認可1年目の2003年の「アトムっ子」を読み比べ感想、課題を出し合いました。
多数の職員が「認可前のアトムっ子がとても楽しく読めた。それは保育士の思い、主張が、ありのままの言葉で書かれてあり解りやすかった。職員と同じ様に保護者のページがあり沢山思いを書いているのでおもしろかった」との感想でした。今後のアトムっ子の書き方にヒントがあったようなので次回のアトムっ子お楽しみにしてください。
もし原稿を依頼された時は快く引き受けていただければと思います。
*今月も先月に引き続き島根県から4名の保育士が見学に来ました。
「自分達もアトムのような職員会議をしたいと熱い強い思いがありながら実現できないジレンマを抱えている。アトムに来るとヒントをもらえるが実現までには至らない。でもこのままではいけないのでどうすればいいのか考える」とのことでした。
*12月18,19に東京の御茶ノ水女子大学の先生、学生、院生の方々が保育と懇談会を見学に来ました。すいか組の保護者の方御協力いただきましてありがとうございました。
感想をいただきました。是非読んでください。
~アトム共同保育園を訪問して~
☆ 3月に続いて12月にも訪問し、子どもたちと接する機会ができました。前回と同じくおじさんではなく「おじいちゃん」といわれ、「何しに来たん」と質問されたので、「みんなとお話したいから」と答えました。2日目だけでしたが、今回は特に、和歌山大学出身の谷野則文さんと職員室で、また保育の合間にゆっくりお話できたのが嬉しかったです。保育とは何かを現実を見据えながら、また子どもの成長を願って真摯に考え、行動されている様子は、私にとっても、また将来教師をめざす学生たちにとっても心に残るものでした。 ありがとうございました。
~自分を問い直した二日間~
☆事務室の窓ガラスが印象的だった。様々な人がやってきては、保育士と窓越しに会話をして帰っていく。それはまるで、すべてを受けとめるあたたかなアトムの象徴のようだ。保育士の方へのインタビューや懇談会を通して、アトムのことをもっと知りたくて来たはずが、気付くと自分自身を問い直していた。私は今までこんなに人とぶつかり合ったことがあるのか。ぶつかる程の、ゆずれない思いを持ったことがあるのか。「自分の心から湧き出るものを人に伝える。」それは、無難なことについ寄り掛かって安心してしまう私へ突き付けられた課題だった。互いが本音でぶつかり合うことを良きとし、それをあたたかく包みこむアトムの雰囲気に、戸惑うと同時に強く心惹かれた。私は小学校の教員を目指しているので、この経験を小学校教員という立場で是非活かしていけたら、と思う。二日間本当にどうも有難うございました。
~アトム保育園を訪問して~
☆2日間保育者の方、保護者の方とお話しさせていただき、人との関わり方というものを根本から考えされられる経験でした。今まで私は、人と接するときは波風立てないよう円満にスムーズにいくように努めていたが、本当にそれは人と向き合っていることになるのかと自分自身に突きつけられたような気がしました。自分をさらけ出すことは初めつらいかもしれないが、それを受け入れてくれる雰囲気があるからこそ人は「弱さ」を出せたり、本音をぶつけたりするのだなと感じました。それには大人も子どもも同じだという言葉が印象的でした。教職を志すものとして、人と本当に向き合える人間でありたいと強く思いました。また、今回の訪問で至らぬ点が多々あったと思いますが、
☆たくさんのお時間を割いてくださったり、懇談会を見学させていただいたり、本当に充実したものとなりました。改めてありがとうございました。
☆先日は2日間にわたり訪問を受け入れてくださりありがとうございました。保育見学や懇談会の見学、長時間のインタビューまでかなえてくださり、また2日目にはおいしい給食までいただき本当に感謝しています。実際に伺ってお話を聞いて、子どもたちや保育士の方々、保護者の方々などアトムに集うすべての人によってアトム共同保育園がつくられているのだと強く感じました。子どもと大人や保育士と保護者などの立場に関係なく、各々が自分自身と向き合い、他者と向き合い自分の言葉でやり取りをし、そして共に成長していこうとする場であるように思います。また私たち見学者すらも受け入れ、人と人として向き合ってくれる懐の深い場であったように感じます。今後は教師を目指す者として、自分を表現する言葉や共に育つ場づくりについて考えていきたいと思います。
☆アトム保育園で衝撃を受けたのは、職員の方々が子どもの生活を支える保育をするため、「本音でぶつかり合う」姿である。
人とぶつかることを避け、個人の感情には立ち入らないことが処世術とされている現代、アトム保育園は大人が本音でぶつかるため、悔しくて怒ったり、泣いたり、共感し、感動して泣いたり、笑ったりと感情が素直に出せる安全な場であると感じた。大人も完全ではなく、人に支えられ、人と関係を作っていく事で自信をつけ、子どもと共に成長をする存在なのだと実感した。大人が真剣に自分を偽らずに生きているからこそ、子どもたちに自分で生きていく事を伝え、その生活や成長を支える事ができるという、当たり前のように見えて実は大切な事に気づくことができた。自身の生活をふり返り、今回学んだことをいかし、生きていきたいと思う。アトムの皆様、ありがとうございました。
☆~アトム保育園を見学して~
懇談会で、お一人お一人が自由に発信しあい、聴きあう場が印象的でした。子どもの出してくる課題は、なかなかですよね。笑いあったり、そうだなーと実感したり…。私もその現場に立ち会っているようで、身につまされました。(大阪弁って、なめらかでとてもリズミカル!)楽しい居場所は、食事会や父会へと広がって、その広がりが、又、新しい力を生み出して、発展し豊かになると伝わってきました。 直接語る・聴くことは、共に生きる力を育んでくれる、子育てする場を作るのだと思いました。みな様にお会いできて、よかったです。ありがとうございました。☆~アトム共同保育園を訪問して~
年末のお忙しい時期に、多くの先生方にお時間をつくっていただき、インタビューさせていただけたこと、心から感謝申し上げます。正直、これだけ多くの先生方からお話を伺えるとは思っておらず、準備不足であったことを反省しております。しかし、インタビューを進める中で感じたことは、準備していた質問よりも、先生方と膝を突き合わせてお話する中でこそ、質問したいことが湧いて出てきて、予想以上の学びがあったことです。不躾な質問にもお答えいただき、感謝しております。
アトムの実践について書籍や映像で拝見していましたが、“とことんまで話し合う”、“なんでも言い合う”ことの難しさを日頃の私自身は感じているので、特に後からアトムに来たお母さん方や職員の方がどう感じ、どう変化していくのかを伺いたいと思っていました。そして実際に、それぞれの方がそれぞれの立場で自分をみつめながら言葉を発してくださったので、当事者の皆さんが「アトム」という場をどう受け止めて、この場に身を置いていらっしゃるのかが良く伝わってきました。
アトムの先生方が、「なぜ本音でぶつかりあえるのか?」という私たちの質問に、「安心できるから」「言ってええんやで、と繰り返し言ってもらえたから」とおっしゃっていたのですが、それに尽きるのかもしれないと、園長先生のおっしゃるように「簡単なこと」なのかもしれないと感じました。
「安心できる環境で、様々な経験を通した、その子なりの育ちを見守り、理解する」ことは、おそらく保育者であれば誰でも理想としてもっていることだと思うのですが、逆に保育者自身が「安心できる環境で、様々な経験を通した、自分なりの育ちを見守り、理解してもらえる」人間関係を周りに築くことができているのか、ということを意識している人は少ないでしょう。当たり前だけれど、保育者だって最初から保育者として完成しているわけではありません。ですから、絶対に支えが必要だと思っていて、それが私の研究の出発点でもあります。保育者自身が安心できる職場がもっともっと増えてほしいし、その意味は非常に大きいと思っています。その意義を私たちに示してくれる存在としてアトムがあることを本当に感謝したい気持ちで一杯です。
今、保育専門学校で子育て支援論を教える立場にいるのですが、そこでは知識や技術、あるいはケーススタディなどを学び合っているけれど、「そんなことよりも、本当に大事なことを、私は伝えられているだろうか?」と我が身を反省しました。アトムの皆さんのお話を聞いて感じたことは、人を支えるものは「人」(体温の感じられる、ありのままの人柄)であることです。ぶつかりあったり支え合ったりする経験を十分にしてきていない10代の保育者の卵たちに、どんな場面でもいいから実体験として人間同士の関わり合いを体験させてあげたいと思います。
懇談会でも、お母さんたちが安心して話し合っている姿を見ることができました。違う悩みを持つお母さん、違う立場の悩みを持つお母さんと多様な人がいる中でも、話し合いが共感をもって進められるのは、それぞれの方がありのままの自分を語っているからでしょうか。
そして、仲間の悩みを聞き流さずに理解しようとし、自分なりの言葉で励まそうとしているお母さんがたくさんいたことに感動しました。長年アトムに通うお母さんからは、「(保育者には)仲間づくりのきっかけをもらっている。でも、やっていくのは自分らでやっていかないかん」という発言もあり、お母さんたちがしっかりと育ち合っているのだということが実感されました。
2日目、短時間でしたが子どもたちとご一緒する時間があり、子どもたちにも、他者に関わっていこう、自分の心で周りの人の気持ちをきちんと感じ取り、受けとめようとする心が育っていることが分かり、嬉しくなりました。(突然現れた私たちに、それぞれがその子なりにアプローチし、関係をつくろうとしてくれました。例えば給食の時間、私は帰り時間が迫っていたため席につかずに皆を見ていたのですが、子どもたちが気にしてくれ、数人の子は自然なふるまい方で「食べていき」と誘ってくれました。心配させてしまって申し訳なかったと反省しましたが、素敵な子どもたちに出会えてうれしい出来事でした。)
アトムの自然な姿を見ることができ、本当に貴重な2日間をすごさせていただきました。とことんまで人を信じて、人とかかわろうとするのがアトムの人々だと思いました。自分自身も、皆さんに自分の話を聞いてもらいたくなってしまうような、あっという間に安心してしまうような空間でした。東京に帰り、自分の日常に戻りつつ、アトムからいただいた大きな宿題(言葉になりませんが、自分が目指したいことと今の自分との間の溝など・・・・)について、日々考えています。ぜひ、またいつか訪問させてください。
ぶどう組の懇談会を終えて
先月にぶどう組の懇談会がありました。“子どもの発達と小学校から中学校にかけての子育てで大事にすること”をテーマに話し合いました。
3歳ぐらいから子どもの気質や性格がみえだし、大人より友達との関わりが多くなります。遊びの中で“寄せたらへん!”“もうおうちに来んといて!”などの言葉も使うので、親は友達関係が気になったりします。
5歳ぐらいになると、気の合う、合わないが出だします。また、“物隠し”が起こったり、ウソも上手になってきます。子どもの困った行動は、それだけを見ると、将来が心配で今のうちになんとかせねば・・・と思うのですが、子どもがそうするには、そうするだけの理由があるので、それが何かを考えることが大事です。例えば、物隠しでは自分が隠すことは、相手への腹立ちからするだけでなく、反対に仲良くなるきっかけが欲しかったり、注目を浴びたかったりなど、その理由はさまざまです。子どもの行動の裏にある本当の理由を探らないと子どもを誤解したままで終わってしまいます。
懇談では小学生のいじめが話題に出たのですが、小学生や中学生も同じだと思います。
大人を困らせる行動には、なぜそうするのか?子どもの本音は何か?という大人の理解しょうとする気持ちがあると、子どもへのまなざしが厳しさだけから柔らかいものに変わっていくと思います。大人から見て眉をしかめたくなるような子どもがいると、ついついわが子を遠ざけたくなるものです。それで子どもを守れることもありますが、大人の理解あるまなざしが子どもを変えていくし、それを周りの子どもも感じて、結果的にはわが子を守ることにつながると思います。
また、“自分の子どもがもしそんな行動をしたら・・・”と、同じ親としてその立場や心中を察することがあれば、大人同士の関係も変わり、これもまた子どもに良い影響を与えるのではないでしょうか!
次に、子どもの勉強で落ちこぼれることを心配する親心も話にでました。
親が勉強を気にとめるのは当然です。勉強がわかるようになんとかしたいとも思います。と同時に勉強がすべてでないことも私たちは社会で生きていて実感しています。社会生活では自分の思うようにはいかない時にどう折り合いをつけるかや思いやりや助け合う気持ちも大事なことになります。勉強だけではつかない力ですが、目の前のわが子が勉強をしてくれていると、それだけで安心したり、反対につまずいていたら心配でなんとかしたくもなります。私自身の子育てもそうでした。また、子ども自身も勉強をわかりたいと願っているし、どの子も認められたいと思っています。でも、つまずいてしまうわが子がいたら・・それは、勉強だけではなく、他のことでも同じですが、つまずいたとき親はどうしたらいいのか? 今回は具体的な議論にならなかったけど、子どもの気持ちや親自身の子ども時代を思い浮かべながら考え合う機会がこの先にも必要だろうと思いました。
懇談後、「子育てはむずかしそうだけど、ゆったりと構えたい・・・」という感想がありました。子育ては今の時代、難しいというより大変な一面もあるでしょうが、だからこそこんな話し合いを重ねたいと思います。ぶどう組は3歳児クラスで、小学校のことはまだピンとこない人もいたでしょうが、こんなことを考え合うのに、早すぎることはないと感じました。
わたしの出直し
<13年前の出来事> 岩木陽子
私は13年前に5歳児(年長)を担任していました。B君(いちご組の野沢民江保育士の長男)は4歳ぐらいからちょくちょくと友達の物を家に持ち帰ることがあり、それが5歳でも続きました。注意だけではB君がやめないことを感じていた私は、どうしたものか?と対応に苦慮していました。
保護者である民ちゃんともかなりはげしいやりとりをしましたが、なかなか解決の糸口が見つかりませんでした。
ある日友達が「Bが俺の物とった!ドロボーや」と叫び、その現場を見た私は、とうとうB君とひざを突き合わすことにしました。大人がどれほど心配するかを話して、それ以上はどうしていいのか?私もわからず、彼が何を思っているのかだけを考えながら、じっと向き合っていました。そして、気がつけば5時間も経っていました。
その後、私はその出来事を合研(全国保育合同研究集会)で実践報告しました。
合研とは、全国の保育士、教師、保護者などが集まって、分科会形式で議論する場です。
分科会は実践の報告者と世話人(大学教授など学識経験者が多い)という、議論の要点をまとめてくれる人が、参加者の前にでて話し合います。
M先生が私の世話人でした。私の実践を聞いたM先生は、「あなたは保育士としてやってはいけないことをしている。5時間も説教して、ドロボーという言葉まで使って!」と、一方的に非難されるだけでした。確かに、一般的にはそう思えるでしょうが、そのことを議論されることもなく、報告が無視された形で終わり、私は大勢の参加者の前で透明な存在を感じ、その場から一刻も早く立ち去りたかった出来事でした。
<出来事から得たこと>
私はM先生の言葉に全く納得できず、悲しみと腹立ちでいっぱいでした。
その後のB君の様子は、私に緊張することもなく、いつもと変わりませんでした。そして、物をとることもなくなりました。このことから、子どもの心にひびく対応とは、大人の気持の強さだと感じました。-保育士がどれだけの思いでいるか、どれだけ考えているか、その深さが子どもに伝わるのだと学びました。マニュアルのような言葉がけや保育士としてあるべき決まった対応にこだわっていては、伝わるものも伝わらない! 心の中から湧いてくる、一生懸命な大人の気持ちが一番伝わり、それが大切なのだと確信できた事でした。
<いちご組担任への対応>(野沢保育士のページを読んでください)
今回のそらちゃんの対応は、担任がふだんから一生懸命考え、どうしたものか?と考えていた上での対応でした。気がつけば1時間30分もかかり、結果的には食事を抜くことになっても、それは私が13年まえにB君にしたのと同じことです。
今回の対応では、私は保育士として気をつけなければならないことばかりに気を取られていました。保育士の心意気がどうかなどということは抜けていました。
M先生は私にとって一番の反面教師だったのに、職員会議後「私がM先生だ!」と気づき愕然としました。
「自分の思った保育をしたらいいよ 責任は私が取ってやるから」と当時の所長代理で現園長の言葉を支えにして、だれに委縮することもなく、のびのびと保育が出来て本当に良かったと思っている私は、それをつぎの人に返していくものだと思っていました。
その後、主任になりクラス担任はなくなったけど、これを大事にしたいと思っていただけに・・・・(穴があれば入りたい気持ちです・・・)
忘れるということは、その当時得たことが本当に身についていないということでしょうか。
それなら私は出直しです。
金石副園長・栄養士のアトム生活25年を振り返って
アトム生活25年を振り返って④ 金石 愛子
このシリーズを書き始めて、何人かの保護者から反響をいただきました。読んでいただいてありがとうございます。いよいよ私のアトム生活も、あと3か月となりました。12月の献立表をたてる時、「あー最後のクリスマス会だな~」と思いながら、うんとご馳走をしたい・・・と考えました。2009年のクリスマスの給食は今までで一番の豪華メニューとなりました。ちなみに献立は、「おにぎり」「クロワッサン」「かぶとベーコンのスープ」「南瓜のポタージュ」「スパゲティーミートソース」「ハワイアンバーベキュー」「ポテトサラダ」「ミニトマト」「バナナ」というバイキング形式の給食です。こども達はきっとこのご馳走を見て驚くことでしょう。職員も今から楽しみにしています。みかん組やすいか組の子ども達には、このお料理の中から、どれをとると体にいいのか考えながら選んでもらいます。食育のいい機会です。懇談会(0・1才児)や親子教室などで、育児の悩みを出してもらうと、一番多いのが食に関することです。特に、子どもの少食の相談が圧倒的に多いです。時々、食べ過ぎて困る・・・というのもありますが、大部分は食べなくて困る、好き嫌いが多くて困る・・・というものです。かく言う私も、子どもの少食に悩んだ母親の一人です。2,480gという小粒で生まれた息子を、1gでも早く大きくしたいと必死でミルクを飲ませたものです。しかし、私の期待はみごとに裏切られ、息子はあまりミルクを飲んでくれませんでした。体重も思うように増えず、体重グラフもあまりにも上がらないので、途中からつけるのを止めてしまったほどです。ある時、息子が3~4か月ぐらいの時でしょうか、あまりにもミルクを飲まないことに腹をたて、思わず息子を布団に投げつけたことがありました。きっと冷静さを欠いていたのでしょう。傍にいた夫が息子を抱いて、夜の散歩に出かけ、帰ってきてからミルクを飲ませてくれました。「生みの親はママやけど、パパは育ての親やな~」と冗談まじりに言って飲ませていました。私が24歳の頃でした。
最近よく新聞で『児童虐待』の事件が載っています。かわいい子どもをどうして・・・と言われますが、私はそんなお母さんの気持ちがとってもよくわかります。初めての子育てで、経験も知識もなく、人生で初めて自分が努力しても解決できないことに出会うのです。誰に相談することもできず、頼りは育児書のみ・・・。今から思うと、育児書ほど参考になって、参考にならないものはありません。子どもなんて一人一人違うのです。平均体重なんて単に体重の多い子と小さい子の平均値でしかないのです。それなのに平均体重にならないといけない・・・との必死の思いでミルクを飲ませていたのです。きっと息子もそんな母のおしつけ授乳に幼いながらもうんざりしたことでしょう。離乳食も手を変え品を変えいろいろ工夫して与えましたが、やはりそんなに沢山は食べないし、もちろん体重も微々たる増え方でした。それでも、息子はすこぶる元気で活発で、機嫌もよく、風邪ひとつひかないし、食事の量以外に育児の悩みは全くありませんでした。その息子も小学生・中学生の時はクラスで一番細く小さかったのですが、高校生になってからは、ぐんぐん背が伸び、スリムではありましたが身長は父親を抜く程になったのです。36歳になった今は、結婚して、食べることが大好きな一児(女児)の父となっています。
2歳半の孫は、やはりDNAなのでしょうか、息子と同じように食が太い方ではありません。それでも息子の嫁は若い頃の私と違って、孫に無理じいしたりせず、のんびりと構えています。孫も息子と同じように小粒ながらとっても活発で、すくすくのびのび育っています。話のついでに孫のことにも少しふれておきます。結婚の遅かった息子に子どもができたことは、私にとっては何にも代えがたい喜びでした。きっとどこのおじいちゃんおばあちゃんにとっても同じだと思います。ただ、孫というものは持ってみないとその可愛さは実感できないと思います。まだ孫ができる前、既にジイジ・バアバになった友人達はみんながみんな「孫ってかわいいよ~持ってみないとわからないよ~」と言っていました。あまりにも周りが「孫・・・孫・・・」と言うので、まだ孫のなかった私は、そんなに目尻を下げる程孫って可愛いものかな・・・とやっかみ半分で思っていました。毎日職場でたくさんの子どもにふれて、赤ちゃんや子どもの可愛さ・おもしろさは十分に感じていました。でも、実際孫の顔を見て、段々大きくなって、「オバアチャン」と呼ばれてみて、いっぱい目尻をさげている今の私なのです。でも孫がいくら可愛いくても、“甘いだけのおばあちゃん”にはなるまいと決めています。おもちゃやお菓子を多量に買い与えない。今のこども達は物が溢れる環境の中にあるので、物を大切にしなくなると困るし、虫歯になったら困るので、アメ・ガム・チョコレートは与えない。偏食しないでなんでも食べる子になって欲しいので、ご飯前におやつを食べさせない等々、毎年の「祖父母懇談会」でアトムっ子達のおじいちゃん・おばあちゃん達に私がお願いしている事柄ばかりです。息子達は遠く(埼玉)に住んでいるため、時々送る宅急便には毎回孫の為に、「絵本」を何冊か入れてやります。おもちゃと違って、絵本は何冊あっても子どもの楽しみと想像力を育みます。お陰で、孫は絵本大好きっ子になっています。絵本を、大好きなお母さんに読んでもらう時は、子どもにとって正に安心してお母さんに甘えられる至福の時なのです。子どもが小さい時しかできないことなのです。テレビやビデオでは決して育たない、子どもが自分の頭の中で絵本をイメージして空想の世界を楽しみ、これがやがて、物事を自分で考えられる能力へと育っていきます。それも、押しつけではなく、楽しみながら自然と身に付きます。嫁姑の関係でも、今のところ我が家ではうまくいっています。私は息子・嫁の価値観やライフスタイルを尊重しています。相談されれば、アドバイスはしますが、決して干渉しません。むしろ、嫁から学ぶことの方が多いと感じています。60歳になろうとしている私ですが、知らないことがまだまだあるものです。次回はいよいよ最終回となりました。
おしらせ
○給食室
☆2010年給食室メンバーの今年の抱負
○夜間室
☆サンタが来た!クリスマスの様子
○いちご組
☆新しい子ども達の紹介
☆クリスマスの様子など
☆職員会議の感想などから、自由に思うことなど
○もも組
☆アトムっ子アンケートの
☆クリスマス製作の様子
☆クラス懇談会の報告
☆保育士の独り言
○ばなな組
☆懇談会の報告
☆クリスマスの特集
☆保育士泣かせの子どもの姿
☆ばななの保育士、自由に書いてみました。
○ぶどう組
☆クリスマス会の様子
☆クラス懇談会の報告
☆保育士の思い
○すいか組
☆クリスマスの特集!
☆クラス懇談会の報告などなど
☆思いやりの気持ちがいっぱい見えてきた12月の子ども達の様子
☆保育士大野の、個人的コーナー
○みかん組
☆クリスマス会の様子
☆サンタさんからもらったプレゼントの行方は??
○フリーのページ
☆フリー3人からの、新年の抱負などなど
10月号 巻頭文
中間総括の報告 市原悟子
9:00 ~ 10:00 理事との意見交換
理事会は6名の理事と2名の監事で構成されています。毎月の職員会議には時々理事が見学に来てくれていますが、中間総括には(原田・吉見・瀧本)3名の理事が参加して日頃交流が少ない職員と保育への思い、などの意見交換会をしました。現在理事は無報酬です。2ヶ月に1回行なわれている理事会参加に交通費も支払いできていない状況です。
10:00 ~ 13:00 半年を振り返って
①子ども個人の半年の成長を振り返る
②保育士としての自分の仕事振りを振り返る
③2月に作成したカリキュラムの見直し
④後半への課題
以上の事を中心に協議しました。
8,9月と島根、香川の民間保育所での保護者向けの講演と職員研修、並びに職員会議の開催の仕方、司会を依頼されて行ってきました。その体験から今回元職員の野沢、滋賀の意見も反映させたら充実した中間総括になるだろうと二人に依頼しました。二人とも是非参加したいと積極的に引き受けてくれて、保育に関すること、職員関係など忌憚のない意見を聞かせてくれました。議論は白熱して13時までの予定が、15時30分まで延長しました。全職員の感想を載せていますので是非読んでください(web版には載っていません)。
おしらせ
○給食室
☆新米の季節、アトムの給食は基本的に毎日米飯です。
☆お月見メニュー今年は「スコッチエッグ」
○夜間室
☆夜間保育の様子
○いちご組
☆最近の子ども達の様子
☆クラス懇談会の報告
☆お散歩マップ
○もも組
☆10月の保育のおしらせ
☆お買い物ごっこ
☆半年の子どもの成長(全員の姿を載せています)
○ばなな組
☆ばなな組プロジェクト おしらせ
☆半年の成長を振り返って
○ぶどう組
☆お願いとおしらせ
☆アトムフェスティバルの様子
☆クラス懇談会の報告
○すいか組
☆1人担任をしてみての経過報告コーナー
☆1人1人の姿
○みかん組
☆10月のお知らせ
☆アトムフェスを終えて
☆後半のみかん組の取り組みいついて
○フリーのページ
☆アトムフェスの感想
9月号 巻頭文
Yちゃんのこと 岩木陽子
ボランティアや見学者の多い8月がようやく終わりました。
和歌山大学から60名の学生(30名づつ2日に分けて)の見学を筆頭に、他の大学から4名、栄養専門学校から5名の見学者がありました。ボランティアは大学生が2名、高校生が5名も来てくれました。高校生の中には、「昨年も今年も来て良かったので、来年も来ます!」と言い残して学校に戻った人もいました。
その他には、たくさんのアトムOB,OG達が遊びに来てとても賑やかでした。「あそびにきたよー」と、懐かしい我が家に戻ったかのように気軽に声掛けする姿は、うれしい限りでした。
そんな子供たちに混じって、ひときわ大きなお兄ちゃんがいました。Yちゃんと呼ばれています。
彼は中学生でアトムOBではありません。Yちゃんが初めてアトムにきたのは7年前、アトム開園の年で、小学校3年生でした。「ここには入ってもいい?」「いいよ」と園長との会話から、彼とアトムのつながりが始まったのです。
今のYちゃんからは想像できないかもしれませんが、最初の頃は、何かイライラしていて、突っかかってくるような様子があり、そのため当時の保護者からは「何であの子がここにいるの?」といぶかしそうに聞かれたことがありました。また、Yちゃんがアトムで怪我をすることもありました。
私は彼がアトムに来ることに不安になり、「もう、来させないほうがいいのではないか・・」と話したことがあります。そのとき、“すぐに切らずに、もう少し様子を見よう” というのが園長の判断でした。
その頃のエピソードはたくさんあります。私とのトラブルも忘れられないひとつです。
まだ、アトムに来だして間がないころ、何か物を出していて、それを片付けずにそのままになっていました。そんなことが続いたので、とうとう私が「片付けられないのなら、もうここには来られへんで!!」と声を荒立てて叱りました。すると「くそばあばあ!」と言いながら帰って行きました。その後、「あいつ嫌いや!」と全く私を無視しながら、私がいるかどうかを気にしている毎日が続きました。
小学生とはいえ、無視されるのは私もいい気分ではないので、“なぜ、叱ったか”を二人だけで話すと、ふてくされながらも聞いて、その後はYちゃんの心もなごんでいきました。仲直りのきっかけが欲しかったのでしょう。
そういえば、園長をはじめ、金石、岩木の3人でYちゃんの運動会をこっそりと見に行ったこともありました。学校での姿は、また違って見えたことを覚えています。
ぷっつりと来ない時期もあって、“友達のほうが楽しくて、来る時間もないのかなぁ”とそれはそれで喜んだり、“どうしているかなぁ”と心配になったり、いつのまにか保護者のような気持ちになっている私たちでした。
最初の頃を振り返り、あの時、もし私の判断でアトムに入ることをストップさせていたら、今のアトムでの彼がいないことは明白です。
《地域で子どもを育てる》 ということがどうゆうことなのか?育てる側の覚悟も含めて私は今も考えさせられています。
Yちゃんが中学生になる前、「俺、もうクラブやらで忙しくなるから、なかなか来られへんで!」と宣言して、数日も経たないうちにアトムに来たという笑い話のようなこともありました。
今は、クラブの帰りや夏休みなどによくアトムに来て、子どもと遊んだり、いろいろなことを話して帰ります。
試験が上手く出来なかったことを愚痴ったり、クラブでの嫌な思いを叫んだりします。
年頃なので、気になる異性のことでは、50代の私たちよりも、20代の職員の真剣なアドバイスに聞き入っている姿は微笑ましかったりします。
最近は将来のこともよく話します。保育士になるのが彼の夢らしいです。
Yちゃんの話しはどこにでもいる普通の中学生の話題です。
中学生の頃は、かっこつけたい年頃だし、勉強のできる、できないで人間が決められるようなことに、反発をしたり、自信をなくしたりする頃です。周りの友達がライバルになってきたり、親の叱咤激励も重荷になってきます。Yちゃんも日々の中でそんなことがあるかもしれません。
Yちゃんにとってアトムは、話を好きなだけ出来る場所、ただ、聞いてくれるだけの人たち、だれの評価も気にせず、告げ口なんかも気にせずに、安心して自分のことを話せる場所です。
私たちも叱咤激励をするのですが、それでも気が楽だからいつでも来たいときに来て話をするのだと思います。
よく、10代の若者が新聞沙汰になるような事件を起こしています。彼らはかなり追い詰められた気持ちだったのかと予想するたびに、誰かに本当の気持ちを吐き出せることがあったら、事件までいかなかったのではないかと思い、やるせなくなります。
私たちが日頃の保育で大切にしていることは、子どもに余計な緊張を感じさせず、自分はここにいていいのだ、そのままでいいのだという安心感が持てるような保育です。Yちゃんを見てるとやはりそれが大切だと感じます。
アトムに“他人の出番”という本がありますが、まさに私たち他人の出番があって今のYちゃんがあるのかと思います。
次、Yちゃんは高校生です。バイトでもしたら本当にもう来れないかもしれませんが、来たときにはYちゃんの話を楽しみに聞きたいと思っています。
子どもが安心して、自分らしくいられるような環境を私たちはつくっていきたいと思います。
おしらせ
8月の職員会議報告 市原悟子
8月は以下の内容で職員会議を行いました。
9:00~10:30 研修報告
7月26日に大阪で行われた全国保育研究集会には地元なので日曜保育担当(山本)以外の職員が参加しました。
参加した分科会での議論の報告と、自分が得たことと、アトムの保育に活かす事を一人ずつ報告しました。
9月は中間総括です。研修で得たことはカリキュラムに反映させたいと思います。
「保育の仕事と保育者の専門性」の分科会では上原、大野が実践発表しました。
10:30~11:30 7月の職員会議後の子どもの変化
① 片付け、自分の持ち物の整理整頓をしない、掃除しない子への対応
② 静かに話を聞けない子、思いどおりにいかないと泣き騒ぐ子への対応を7月の職員会議で具体的に考えて実行し、その後の変化を報告しました。しかし夏休みも多く、実行に移すことのできたことと実行できていないことがあり、ひき続き対応することになりました。
11:30~1:00
今年2月に行った「保育の集い」の検証と先月の元校長先生の話から共通する以下のことを協議しました。
①幼児期の何が重要なポイントなのか?家族事情と子どもの心理
②保護者との関係作り
③子どもに良い影響を及ぼす職員集団のあり方
④カリキュラムに追加すること
①、②、③は、共に子どもにとって安心、安全な生活を送れるように支援すること。
特に保護者が与える影響は大きいので、保護者への支援と共に、親に伝えられない子どもの気持 ちの代弁者でもあることの自覚をもつこと。園での子どもの状況をしっかりつかんでいるのは 保育士です。子どもによっては、家と違う姿の子どももいます。子どもの将来において親が子どもへの対応を考えて方がいい。今気をつけてあげないといけないと思うこともあります。それらを 保護者に伝える時、保育士の伝え方が適切でなく言葉の行き違いで上手に意図を伝え切れなくて保護者に理解してもらえないことも多いのですが、子どもの実態を知っている私達のことを信用して聞き入れてもらえるように一層努力していこうと確認しました。
5年ぶりのアトム 志賀 教子
はじめまして。そしてお久しぶりです。『はせちゃん』こと志賀教子(しが のりこ)です。
私はアトムで12年間働き、退職して約6年になります。退職と同時に出産し、それに伴い身体もでかくなり、顔、体型が余りにも変化したので私のことをわからなかった保護者の方もいたのでは・・・・・・・と思います。4月から専門学校の学生しながら4歳の我が子の子育てに奮闘中です。
夏休み(8,9月中旬まで)を利用して古巣アトムへ保育の応援に入っています。
久々の現場の保育に緊張とうれしさと戸惑いの毎日です。
みなさんどうぞよろしくお願い致します。
8月は0,1歳児クラスに入ることが多かったのですが、言葉で表現できない発達段階のため噛む、引っ掻くなどのやりとりが多く素早い対応が求められ汗だくになりました。
担任は子ども達から眼を離せず、あちらこちらとアンテナ張り巡らせているし、子どもに丁寧に声賭けして子どもが寝た後も熱心に話し合いしているので私も早く慣れなくてはと必死の毎日でした。3,4,5歳児クラスに入ったときのことです。ぶどう組の女の子とすいか組の男の子が「おばちゃん誰のおかあさん?」と聞くので「おばちゃん?」と返すと別の子が寄ってきて「ちゃうで!お姉ちゃんやで!」と私の顔を見ながら反応を見ていました。するとぶどう組の女の子2人が来て「シワちゃん、シワちゃん」と呼ぶのです。私は「志賀ちゃんやけど、どないしたん?」と聞くと「おばちゃん」と呼んでたみかん、すいか組の子どもたちも「シワちゃんせみとって」と言いだしたので「この人は志賀ちゃんっていう名前やで」と言うようなやりとりをしました。直接誰?と聞きに来る子ども、知ってる名前を他の子どもに教える子どもそれらのやり取りになんだか癒されました。
どうしてこんなことに癒されたんだろうと思い返すと我が子の通う保育所では、大人も子どもも表現不足をを感じていたからだと思います。例えば我が子の通う保育所では興味がある大人に対して「おばちゃん誰?」と直接聞かないで、叩く行為をする。「ハゲ」「ブタ」との言葉を使って反応を見るという感じです。
保護者同士の会議では保育所への不満はとても多く言い合うけれど保育士には何も伝えない。
特に何もありませんという風を装う大人の姿です。このような状態をみて私は怖ろしい気持ちになり子どものモデルの大人がこのような姿で言い訳がない!と叫ぶことが多々です。
激しい感情をもち、モヤモヤした気持ちをそのまま蓋しておけない私なので、つい熱くなり、行動してしまいます。そんな自分を良しと思いながらもエネルギーを使い過ぎて疲れる日々です。
アトムの保護者のみなさんは保育に関して疑問や不安を抱えてはいませんか?
我が子を安心してアトムに預けていますか?
保育士、職員を信頼できていますか?
8月は保護者の方と話す機会ももてませんでした。9月は少しでも多くの方と関わりたいと思いますのでよろしくお願いします!
○給食室
☆夏野菜をしっかり食べよう!
☆夏野菜を使った人気メニュー
○夜間室
☆日頃の夜間保育の子ども達の様子
○いちご組
☆泥遊びの子ども達の様子
☆大きくなった子ども達、一人ひとりの様子
○もも組
☆9月の取り組みのお知らせ
☆フィンガーペインティングの様子
☆もも組懇談会の報告
○ばなな組
☆ばなな組プロジェクトのおしらせ
☆夏の思い出
☆夏の遊びの様子
○ぶどう組
☆子ども達の半年の姿
☆今月のお知らせ
○すいか組
☆夏の思い出!
☆
○みかん組
☆アトムフェスのおしらせ
☆担任から一言
☆子ども達一人ひとりの姿
○フリーのページ
☆クラスに入った時のおもしろエピソード
8月号 巻頭文
アトム生活25年を振り返って・・・ ② 金石 愛子
6月号のアトムっ子に引き続き旧アトム共同保育所の話を少ししたいと思います。今の保育園と違って、古いアトムはとに角狭い、古い建物で、それでも子どもの数は多い時は90人がひしめき合ってました。給食室ももちろん狭く、普通の家庭の台所の広さ位で、今のように食器洗い機があるわけでもなく、それでもこだわりのアトム給食では、陶器の食器をすべて手洗いしていました。オーブンは家庭用のガスオーブンで、魚等は、何度にも分けて焼き、今のような業務用鉄板はなく、お好み焼きやホットケーキ等は全て家庭用のホットプレートで焼いていました。ギョーザのような数がいるものは、一人3~5個食べても、300個作ればよかったのが、今の人数では、800個以上作らないといけない・・・となると、とても、今のアトム給食の献立に入れることは不可能です。子どもたちが大好きなキョーザをやむなく新アトム給食から除いたのです。無添加の安心して子どもたちに出せる調理品のギョーザがあれば、使いたいのですが、内容を調べるととても子どもに食べさせられる安全な既製品はありませんでした。時々夜間保育で「手作りギョーザ」を出すのが関の山です。そして、旧アトムでは、よく子ども達に給食室のお手伝いをさせていました。主に5才児の子ども達ですが、朝から2~3人の子が給食室に入り、じゃが芋や玉ねぎや人参の皮をピーラーでむいてくれました。器用な子になると、ごぼうの皮もむける子もいました。実際忙しい給食室としては、すごく助かりました。そして、お手伝いのご褒美に、だし昆布を小さく切って子どもにあげました。もらった子どもは自慢気に友達に見せたり、分けてあげたり、嬉しそうに大事そうに昆布を食べていました。昆布は咀しゃくの為にもよいし、噛むほどに味がでて、子ども達に大好評でした。今でも、卒園したアトムっ子達と同窓会で会った時、「アトムの思い出は?」と聞くと、どの子も「給食室のお手伝いをして昆布をもらったことが嬉しかった・・・」と言うのには、笑ってしまいます。
私は講演でもよく言うことですが、「子どもには是非調理を教えて下さい」と。調理には、学習のすべての要素が詰まっています。レシピを見ることで国語が、食品を加熱することで科学が、分量を計ることで算数が、食べ物の産地や旬を知ることで社会が知らず知らずの内に身に付くのです。そして何より小さい時から食に興味を持たせることが自分の健康を守る食育の基礎となるのです。共働きの忙しい家庭では、なかなか“親子でクッキング”という訳にはいかないと思いますが、料理好きな子どもにしておくと、親も将来随分助かると思います。小さくてまだ何もできなくても、親がしていることに興味を持った時に、食卓に食器を並べるお手伝いをさせたり、三度豆の筋取りを一緒にしたり・・・と、そんなことがとても大切です。これは、私がわが子を育てた経験からの確信です。これからの時代は男の子も料理ぐらいできないといけないと思って育てました。お陰で、息子は作ることも食べることも大好きな子になりました。一児の父になった今も、家事を一通りこなすので、私は息子の嫁からとても感謝されています。150人のアトム共同保育園になった今でも、旧アトムのようにこども達に給食室のお手伝いをいっぱいして欲しいのですが、時間的にも衛生面でもなかなか以前のようにはいきません。時々、えんどう豆の豆むきや絹さやのすじ取りやそら豆の身出しなどを5才児にお願いしています。今年の夏も5才児達はお泊り保育をします。夕食を自分達で調理して食べます。今までは毎年「カレーライス」でした。6年前の第1回のお泊り保育を思い出します。今でこそ、アトムのこども達は3才児からクッキング保育に取り組んでいますが、1年目のお泊りクッキングは大変でした。旧アトムのこども達はクッキングの経験があるので、包丁も上手に使えましたが、その他のこども達はほとんどクッキングの経験がない子達でしたので、包丁が使えない子にどう調理させるか・・・、考えたあげく、包丁を使わない調理法を考えました。お好み焼き用の『てこ』を包丁の代わりに使うことにしました。(これは、以前研修会で教えてもらったアイデアです)じゃが芋や人参の皮はピーラーでむき、『てこ』で押し切りにして、なんとかカレーの具を切ったものです。その時感じたのは、こどもに必要な力をつけるということは、1朝1夕にはできない、コツコツと日頃から取り組んでやっとその力がつくのです。今年のお泊りメニューは「おにぎり」「豚汁」「流しソーメン」だそうです。さて、どんな「流しソーメン」になるのでしょうか・・・。旧アトムは、今から42年前京都大学原子炉実験所の職員の職場保育所として発足しました。職員のお母さん達が働き続けるために、熱い思いで作られました。官舎の1部屋を保育園にして始められました。もちろん自園給食もなく、離乳食などは、保護者がそれぞれ家で作ったものを持ち寄って、ある人は魚を煮てきて、ある人は、野菜を煮てきて、ある人は果物を持ってきて・・・という給食?だったそうです。1才過ぎの子ども達は、民間給食業者の給食でした。それから何年後かには、ご飯とみそ汁をアトムで作るようになり、市販のおやつも週に何回かは手作りおやつを出すようになりました。その頃のことは、私もまだアトムに入っていなかったので、詳しくは知らないのですが、私が初めてアトムに仕事に来た時、民間給食の「ほうれん草のごま和え」の味をみてびっくりしました。冷凍のほうれん草だからでしょうか食感はバシバシで、味もとても濃いかったのを覚えています。私ならもっと美味しい給食を作れるのに・・・と思ったものです。その時の思いが、何年か後に、「私に給食調理をさせてと欲しい」と手をあげた原点なのでしょう。今のアトムでは毎日おいしくて体によい手作り給食をだすことができ、評判もよく、嬉しい限りですが、今のアトム給食になるまでには、こんな経過があったのです。多くのアトム保護者の先輩達がよりよい食事を子どもに与えるために、いっぱい工夫して、苦労して、アトム給食の歴史がつくられてきたのです。次回は私が意を決して栄養士学校にいく「43歳おばさん学生」の話をしたいと思います。
お泊り保育 岩木陽子
7月18~19日とお泊り保育が行われました。アトムが認可されて7年、ずっと続けている年長児恒例の行事です。何年か前(まだ、アトムが無認可保育園のころ)に0-157の食中毒事件が多発したときに、たくさんの園がお泊り保育を中止したのですが、そのときも、食事に気をつかいながらお泊り保育を続けてきました。“子どもが親から離れ、友達と一晩を過ごす”普段は体験できないことをさせたくて続けてきました。子どもがワクワクドキドキを感じていると、大人も同じような気持ちになります。みんなで一緒に夕食作りからはじまり、肝試しや花火、お風呂など夜にしか出来ない遊びを楽しみます。キャンプファイヤーは毎年続けてきた大きな楽しみの一つです。薪を子どもと拾い集めたときもありました。今年は地域の人から大きな木をいただき、それを薪にしました。キャンプファイヤーのとき、炎を見て「火が怖い!」と泣き出す子どもが4人もいました。同時に七夕の笹を燃やしたのですが、「お願いがきえるー」と泣く子もいてこの子はそんな感じ方をするのだなと驚きました。「けむりになって天の神様にとどくよ」と伝えたのでした。毎年、火を見て体をこわばらせるけど、じっと魅せられる子どもがほとんどです。確かに、火を見ていると何か人間の力には及ばないような畏敬の念を感じます。子どももきっと同じ思いになるのでしょう・・・火はそんな力があるように感じます。私の子どもの頃(40年ほど前)は火は身近でした。寒い日は焚き火を囲み、田んぼでは枯れ草を燃やし、薪やしばで煮焚きをしていました。火は怖いけど、とてもありがたいものだと本能的に感じていました。今の子どもでは経験できないことです。“昔がよかった”などと言うつもりはないけど、今の子どもには、便利さと引き換えに、“扱いさえ間違えなければ生活に役に立ってくれるものがある”ことを体験することが減っていることを実感します。たった数十分のキャンプファイヤーですが、炎を見る機会は少ないので、今後も続けていこうと思います。そして次は、いよいよ布団に入る時間になります。“眠る”というのは一番無防備な状態になるので、一番安心を求めます。日頃の保育でも、それまでは私と仲良く遊んでいた1,2歳の子どもが、午睡時になると担任にトントンを求めるのはそのせいです。だから、お泊りで夜を過ごす子どもの緊張はすごいものがあります。今回も「お母さんのとこでねる・・」「ちゃーちゃんがいい・・」と言い出す子どもがいて、これはもうお母さんに迎えに来てもらうしかないだろうと思っていました。ところが、布団に入ると、あんなに不安がっていたのがすんなり眠りについた子、なかなか寝付けず、ちょっとした物音に反応しながら、それでも泣かずに寝入った子、それまでテンション高く楽しんでいた子が、以外にも布団の中で声を上げずにシクシクとなり、どうなるかと見守っていたら、いつのまにか寝付いていました。帰りたい!と大泣きしないのは、5歳のプライドなのか?・・と思いながら、不安な自分と葛藤している姿に“がんばれ!!”と心の中で叫んでいました。お泊りだから見せる子どもの以外な姿に、私たちの子ども理解も深まります。大人も子どももクタクタになるお泊り保育ですが、翌日、普段とは違う経験をした安堵感とうれしさの表情を見ると、やはりお泊り保育はやめられないなぁと思います。詳しい子どもの様子はみかんのページを見てくださいね!!
おしらせ
○給食室
☆子どものおもしろいエピソード
☆クッキングの様子
○夜間室
☆夏の夜間保育の様子(シャワーなどをしています)
○いちご組
☆こどもたちの様子
☆夏だ、どんな思い出作りますか?
☆いちご懇談会の報告
○もも組
☆今月のお願いと、おしらせ
☆もも組の子ども達の様子・水遊びの様子
☆父親懇談会の報告
○ばなな組
☆今月の取り組みとねらい
☆父親懇談会から保育士が感じたこと
☆子ども達の水遊び様子
○ぶどう組
☆おしらせとお願い
☆水遊びの様子
☆父親懇談会の報告
○すいか組
☆すいか組保育士の配置と大野の思い
☆カレーライスを作ったよー
☆父親懇談会の報告
☆クラス懇談会の報告と保護者の感想など
○みかん組
☆おとまり保育の様子
☆食事作り、探検ごっこ、キャンプファイアー、お風呂などなど
☆地位とヤ懇談会の報告
○フリーのページ
☆クラスに入った時のおもしろエピソード
○アトム共同保育園を育む会からの報告
7月号 巻頭文
老人施設との交流 岩木陽子
みかん組が5月、6月に紺屋にある老人施設と交流会を行いました。
30分以上の道のりを歩き、たどり着くとお年寄りの人たちが座って迎えてくれました。
まずは、向かい合わせでの自己紹介です。ひとりのおばあさんは、自分の故郷のことを身振り手振りでとうとうと語りヘルパーさんが止めるほどでした。子どもはどこまでわかっているのかわからないけど、静かに聴いていました。
持参したおもちゃは色紙やお手玉です。動き回ってひと時もじっとしないおじいさんが囲碁をするときだけはじっとしてくれるとスタッフの人から聞き、オセロゲームも持参してみました。折り紙を教えてもらっていた子どもがいつのまにか教える側にたっていたり、本を読んでもらいに行った子どもが読んであげていたり・・・と思わず笑える場面もいくつかありました。オセロはゲームとしては成り立たないけど、白と黒ひっくり返す速さを競うゲームは出来て、おじいさんと子どもの真剣勝負でした。いつのまにかそこに群がる子どもも増えてきて、おじいさんも立つ暇なしの状態でした。スタッフの人もびっくりして見てました。帰りには、「またきてなぁ」と涙ぐむおばあさんがいたり、玄関先で「今度松源でええもんこうたるわなぁ」と子どもに言い、それを聞いた回りの子どもが「ええなぁ・・」と本気でうらやましがっていました。
なんか面白くて、ほほえましい光景がいくつもありました
お年寄りは認知症の人が多く、普段ちぐはぐな会話になり、イライラさせることもあります。私の母も認知症なのでよくわかります。
子どもは認知症があろうがなかろうがそんなことは関知せず、そのときが楽しければそれが一番です。お年寄りはそんな子どもの表情に癒されているようです。
施設で働く友人が、「どんなお年寄りも子どもを見るとたいてい喜ぶよ」と言ってたのがわかる気がしました。
社会的に弱い立場の者同士が、真剣になりあってる姿に、お互い通じ合ってる何かを感じます。
それは、“弱い”といって馬鹿にしあわないものだと思いました。
世話する側が上から目線になりがちなのを、戒められたおもいです。
今回の交流会ではそれを、自然な姿で教えられた気がします。
今後も交流会はつづけます。今からたのしみでいます。
高校生の出来事
友人の子どもが高校の教師をしています。ある日、友人からその子どもが話していた学校の出来事を聞くことがありました。
授業中さわいで話を聞かない生徒がいて、懇談会で親にそれを話したら、「わが子は自分だけではないと言うのですが・・・なぜ、うちの子どもだけ注意を受けるのでしょか」とそんな反応が何人かいて、それも社会的地位のある親までが言い出すと、教師としての自分の感覚がおかしいのか?と思えてくるということでした。他にも、どうみても自分のことなのに、他人事のように考える生徒が多いことに嘆いているらしいです。
問題は授業中の私語だということは、大人ならわかると思うのですが・・・・親ゆえに冷静になれずに子どもを守りたい「親心」なのか? または、子どもに後で反抗されるのがいやでそうなるのか? どっちにしても親としてこれでいいのか?気にかかることでした。
そして、それを横で聞く子どもはどうなんだろう・・とそれもまた、気にかかりました。
“私語するのは自分で、自分のやったことで注意を受けているので、周りは関係ない”と感じるのか、“ほかの子もしているのに自分だけ注意する先生はなんだ!”と感じるのか
とても重要なことです。それと、親は子どもに何を感じさせたいのか?それもとても大事なことです。子どもは親の影響を受けているので、親の思いをそのまま感じ取っていきます。子どもが自分のしたことを他人のせいにするのか、自分のこととして考えるのか?の分かれ目は、親が子どもに何を感じさせたいのかにかかっているのです。
高校生ぐらいになると、自分が悪いことぐらいはわかっているけど、親が言うからラッキーぐらいにしか思わないかもしれませんが。
この話を聞いて、私はこれは高校の出来事で保育園とは関係ないとは思えませんでした。
保育園では、「子どもがあれをしたい!これをするのはいやだ!」と、だだこねをしだした時、子どもの気持ちをどこまで汲んでやればいいのか、どこまでをわがままと捉えたらいいのか?親として迷うことがありますよね
3歳~4歳ぐらいになると子どもが直接、「友達が叩く」とか「遊んでくれない」といいだしてきます。
小学校前になると「友達がゲームをしている。今はゲーム機を欲しがらないけど、もうちょっとして欲しがるようになったらどうしよう?みんな持っているのに自分の子どもだけ無いのはかわいそうかなぁ・・友達の中で浮くかな・・・」などと親は悩んできます。
こんなことは、学校になっても起こります。
どれもすべて“こうすべき”というマニュアルはないので、結局、親が考えて決めるしかないです。親として子どもに何を感じさせたいのか?です。高校生の問題と同じようなことがいえます。子どもは生まれたときから親の影響を受けて育つので、高校生の出来事は、さかのぼれば、保育園時代からふかく関係しているのだとつくづく感じました。
わが子が自分のことを、自分のこととして考えられる賢い子どもに育てるために、私たち大人が賢い親になっていきましよう!それしかないですよね!!
おしらせ
○給食室
☆夏の水分補給について
☆夏野菜をたくさん使っています
○夜間室
☆ばなな組懇談会、大人数の夜間保育の様子
☆食中毒予防に気をつけています
○いちご組
☆トレーニングパンツで過ごし始めています。
☆おまるの様子
☆1人1人の遊びの様子
○もも組
☆7月の取り組みのお知らせ
☆もも組懇談会の報告
☆
○ばなな組
☆おしらせと、お願いなど
☆1人1人の様子
☆クラス懇談会の報告
○ぶどう組
☆生活リズムの大切さについて
☆クラス懇談会の報告
☆いろんなゲーム遊びの様子
○すいか組
☆おしらせとお願い
☆こんな姿あるんやなー、子ども達の日常の風景
○みかん組
☆7月の行事のおしらせ
☆それぞれのグループの様子
☆老人施設訪問の様子
○フリーのページ
☆クラスに入った時のおもしろエピソード
○アトム共同保育園を育む会からの報告
○我が家の性教育について N職員の体験談
6月号 巻頭文
アトム生活25年を振り返って・・・ ① 金石 愛子
今月から来年3月まで隔月で巻頭文を書くことになりました。給食献立表やアトムっ子の給食ページでは 私の食への思いを伝えてきましたが、巻頭文ではあまりお馴染みがなかったと思います。いよいよ来年3月で私の卒業となります。思いの丈を心おきなく保護者に伝えるようにとの市原園長・岩木主任の提案により、3月までの6回で、私のアトム人生を振り返りたいと思います。読まれての感想をぜひ寄せて下さい。
私は1949年京都で女3姉妹の次女として生まれました。3才の時大阪市に移ってから結婚するまで大阪の住吉区(住吉大社で有名)という下町で育ちました。以前アトムっ子で書いたように、私は正に団塊世代のど真ん中で、日本中に子どもが溢れていた時代です。中学校は日本一のマンモス校で、1学年24クラスあり55人入った教室は後ろまでいっぱいに机が並んでいました。子どもの頃からお料理することが大好きで、小学校時代は「家庭科」が大好きで、調理実習の日などは、朝からわくわく・・・。(やはりこの頃から既に片鱗があったようです。)共働きの両親だったので、料理好きの私が、中学生の頃は母の代わりに食事作りを担当していました。母から夕食の材料代(あの頃確か200円もらっていました。玉ねぎ1盛り10円でした・・・)をもらい、自分で献立を立て、学生鞄に買い物袋を入れて登校し、帰りに商店街の店で買い物をして帰り、夕食を作り、母が帰ってきたら、買い物の明細とおつりを渡し・・・、そんなけなげな子どもでした。今から思えば、なんて親孝行な娘なんでしょう、(こんな娘なら今の私も一人欲しい・・・)そんな私でしたが、将来は教師になりたくて、大阪教育大と三重大の教育学部を受験し、両方とも不合格でした。目の前真っ暗な18才の私は、親から「うちの経済状態では浪人はダメ!」と言われ、銀行員という職業にあこがれを持っていた母の進めにより、他の人より2ケ月遅れで都市銀行に入りました。銀行に配属前の研修で、当時の人事部長が、「当行がつぶれる時は日本経済が崩壊するときです」と胸を張って訓示されていた言葉を思い出します。40年以上前のことです。右肩上がりの日本経済はバブル期・バブル崩壊期・最大の不況期等で当時には予測もつかない変化をとげています。一流と言われた都市銀行も今では、合併に次ぐ合併で、元の銀行名も消えてしまっているほどです。でも、めでたく銀行員になった私は、一気にはじけたOL時代を過ごしました。その間、同じ銀行で働く現在の夫と職場恋愛し、4年働いた銀行を寿退社しました。当時は結婚して働き続ける女子行員はほとんどいませんでした。結婚したら仕事は辞めるものだと思っていました。
男の子ができ、専業主婦で子育てに専念していました。銀行勤めの夫は帰宅も遅く、家事育児は一切協力など頼める状態ではありませんでした。全く母子家庭同然でした。子どもが沢山欲しいと願っていたのに、なぜか次の子ができなくて、息子は一人っ子になってしまいました。銀行員につきものの転勤も3~4年に1回あり、京阪・近鉄・地下鉄・JRと多くの沿線に住みました。銀行員の転勤とは、当時は引っ越し1週間前に辞令が出て、1週間で引っ越しの荷作りや諸手続きをしなければなりませんでした。全く初めての土地に行き新しい生活が始まるわけです。今から思えば、すごいことをこなしていたのだなと思います。1983年憧れのマイホームを熊取に買い、それからは転勤のための引っ越しもなく、熊取に腰を落ち着けることになりました。岸和田以南は岬公園しか知らない私にとって熊取という地は、全く初めての地でした。しかし、気候も温暖で、物価も安く、海の幸も山の幸も新鮮で、交通の便もよく、住みやすいし、子育てには最適な土地だと、住んでみて気がつきました。地域文庫のお手伝いをしたり、小学校のPTAの役をしたりと、専業主婦ながら毎日忙しい日々を送っていました。そんな時、隣人の今田さん(旧アトムの保護者・運営委員長)から「アトムで夕方の保育を手伝ってくれる人を探しているが・・・」と誘われ、子ども好きな私は、1週間の2~3日の3時間ずつアルバイトに行くことになりました。保育所というところを初めて見て、子ども達のたくましさに驚いたものでした。その内、徐々にアトムの仕事の時間が増え、ある時、給食調理員が辞めると聞き、料理好きな私に給食調理をさせてとお願いしました。自分が今まで我が子に食べさせてきた料理・おやつやアトムの子に食べさせたいと思う料理・おやつを自分の思うままに献立を立て、調理させてもらいました。まさに水を得た魚です。毎日が楽しくて、うれしくて・・・。その内、無認可の共同保育所だったアトムに認可の話が持ち上がりました。認可園になったら今の給食を作り続けることはできないと思い、栄養士の資格をとろうと決心しました。かくして、43才のおばさんがアトムを2年間休職して、栄養士学校に行くことになりました。25才年下のクラスメート達といろいろなジェネレーションギャップを超えて、2年後無事卒業することができました。資格を取ってアトムに帰ってきた時は、本当に嬉しかったのを覚えています。余談ですが、当時のアトムは経営も苦しく、それでも、将来の認可の為にと、正職5人(今残っているのは、市原園長と大浦保育士)の給与を削って資金を貯めていました。毎年夏と冬の2回のバザーは目標額を決めて、達成するために、保護者と職員が必至に頑張りました。パートの私もいつも頭の中は、アトムの資金稼ぎのことばかりでした。近所で大型ごみの日にまだ使えるげた箱や机が捨ててあれば、そーと車でいただきに行って、アトムで使ったり・・・。いつか、こんなことがありました。アトムに何かの用事で来られた人が、アトムの裏口に置いて使っていたげた箱を見て、「やーこれうちが捨てたげた箱」と言われ、冷や汗ものでした。給食作りが終わると、安い食材を買ってきて、お惣菜を作り、夕方お迎えに来る保護者に買ってもらったり、毎年の節分には、巻きずしを何百本つくり販売したり・・・。今はそんなお金の心配をしなくて済むのは本当にありがたいことです。(8月号に続く)
おしらせ
○給食室
☆食中毒の予防のポイント
☆お弁当の日の紹介
○夜間室
☆子どもの理解
☆大人のことをよくみているなーと感じたエピソード
○いちご組
☆いちごの子ども達の様子
☆こどもの好き嫌いについて
☆授乳について
○もも組
☆6月の取り組みのおしらせ
☆たんぽ?って何? お絵かき活動の紹介
☆お散歩の様子、コースのお知らせ
○ばなな組
☆おしらせと、お願いなど
☆お弁当の日の紹介
☆ばななになって2ヶ月の子どもの様子
☆担任紹介・幼小期
○ぶどう組
☆おべんとうの日の様子
☆クッキング・よもぎホットケーキ
☆ぶどう組の子ども達の様子・3歳児の子どもの姿から
☆
○すいか組
☆遠足へいってきたエピソード
☆すいか組、懇談会の報告
○みかん組
☆楽しかった遠足特集
☆6月の行事
☆クラス懇談会の報告
○フリーのページ
☆クラスに入った時のおもしろエピソード
○アトム共同保育園を育む会からの報告
5月号 巻頭文
ある日の出来事より 岩木陽子
2009年度は29名の新入園児を迎えました。4月は、毎年子どもの泣き声が響き渡るのですが、昨年につづき、今年も大きく混乱のないスタートでした。年によっては、事務室も総動員で、林さんがおんぶしながら事務をしていたこともあったのですが・・・・・。今年は長泣きする子どももなく、特に0歳(イチゴ組)は、慣らし保育の子どもが多かったせいか、全員新入なのにとても静かな日々でした。
クラス懇談会は4月に全クラスが1回目を終えました。今年はクラス別で一年間のテーマを決めて行います。懇談会の目的や保護者の反応は、4月のアトムっ子に書いています。“子どものために行う懇談会” それを生かすかどうかは、保育士と親がどれだけ本音の気持ちで話せるかだと思います。そして、子どものためには、親だけではなくて職員の関係も大事なことです。3月のある日、新年度の準備で私と園長で考え方の相違がありました。職員の配置をどうするかで私の考えてきたことを報告したのですが、それを園長に、あっさりと否定されたように感じた私は、心の中で 『そんなふうに考えていたのならもっとはやくに言ってよ!私が頭をひねったことは何やったん・・・』 とそんな思いになり、なかなか引き下がれませんでした。
気持ちは表情に出て、お互いよい気持ちがしない雰囲気の中、私はさらに気持ちを吐し、「こんなとき私は頭からガッンと押さえ込まれたような気持ちになる。そしてそれは今までもあった」 と言いました。意見の相違はよくおこります。そのたびに感じていたわけではないのですが、少しづつこんな思いが積もっていたのは事実でした。以前、保護者の人に 「そんなに本音!本音というけど、職員間はどうなん?」 と聞かれたことがありました。結局、私も本音を出せない親と一緒です。常々、親には “気持ちを伝えることが大事よ 本音でかたろうよ” と言っている私がこんなことです。なんとも説得力がないというか・・・情けない気持ちになりました。気持ちをそのまま出すことは勇気もいるし、時には配慮でそうしない方が良いこともあります。でも、子どものために良いのは、“大人の良い人間関係” で、気持ちを誤魔化し合っていては出来ない事だと実感している私です。この先も私は保護者に<本音の伝えあいを大事にしていこう!>といい続けようと思っています。それは本当にそう実感するからですが、同時に私自身にも言い続けないと、本当の意味で保護者の人に伝わらないと思っています。子どものために、気持ちの伝え合いを大切に、つながりあいたいと願っていますので、これからもよろしくお願いします。
職員会議の報告
新年度のスタートに合わせ、今年の研修や懇談会の方向性を協議しました。また、今年の目標を“資料を分析して生かす”として、それに取り掛かりました。( )内は司会、進行者
1、 懇談会(市原)
*一年間の懇談会テーマをクラスごとに出し合い、みんなで見直しをしました。
*今年も市原(4,5歳児)、金石(0,1歳児)、岩木(2,3歳児)の三人が例年どうり懇談会に参加することに全員一致でなりました。
2、「けが、ヒヤリハットの報告書」の分析と生かし方(久保)
*過去6年間のけがやヒヤリハットを分析して、どの時間帯で0原因は何かを出し、対策を考え合いました。保護者の協力も次ページに書いています。よろしくお願いします。マニュアルの見直しもしました。
3、責任者、主任の役割の確認と園長にしてほしいこと(市原)
*各クラス責任者と0~2歳に1人、3~5歳に1人の2名の主任がいます。それぞれの役割を出し出来ることを確認しマニュアル化しました。また、園長にしてほしいことはあまりにも多かったので、副園長2名に割り振ることになりました。
4、新人職員に気をつけてもらうこと(亀地)
*アトムで働く職員としてのマナーなどを以前議論してマニュアルを作成しました。それを新採用の石原保育士に伝えました。
5、研修のあり方(梅本)
*勉強したいことを研修するのが有意義だということで、各自で行きたい研修を申し出ることにしました。
*本を読み合わせての学習会も計画しました。
6、一年間の職員会議のテーマを決めました(上原)
*どんな内容を話し合いたいかアンケートを取り、希望の多い順に話し合っていきます。
保育士を助けて下さい。
夕方の時間帯 保育士は神経すり減らしています。
新年度スタートしてこんなことがありました。
① くつはあるけどかばんがない。子どもが帰る姿を誰も見ていない。
② 5時の時点では、いたのに5時半のチェックの時、いない子どもの安全確保のために生活記録表と照らし合わせながら人数チェックを行っています(5時から30分毎)が、4月以降人数が合わない時が2回ありました。生活記録表には記入なしなのに子どもの姿は見えない。
①は家へ電話を入れても通じず、直接家に確認に行き帰っていたのがわかりました。確認するまで職員は生きた心地がしませんでした。
②は生活記録表にはお迎えの時間が書かれていなかったが、保護者が帰るのを目撃した職員がいたことで単純に未記入のだったことがわかった。
人数チェックは生活記録表を元に帰った子どもを引き算して現在何人いるかを確認しています。
3歳未満児は夕方も保育室で過ごしているので担任と保護者が顔を合わすので確認できます。しかし3歳以上児は、人数が多く、夕方も園庭で過ごしていることが多いです。
絶対して欲しいこと
1、生活記録表は必ずお迎えに来た時点で迎えに来た人が記入してください。
*基本的に職員は記入することはできません
2、帰るときは、必ず担任に一声掛けて帰ってください。
*黙って帰ることは絶対止めてください
この2点をお迎えの人が守ってくれるだけで職員の負担は軽減されます。
この2点が守られないことで大騒動を引き起こし職員は大きな負担を背負います。
是非2点を守って負担を軽減してください。御協力お願いします。
家でのおもしろエピソード編
「ドライバーとドラえもん」 ばななぐみのSくんの場合
ある夜、さあ寝ようと布団へ、Sはやっぱりおもちゃで遊んでいる。それでパパのラジコンのコントローラーのアンテナがポキっと折れてしまい「・・・こわれた・・・」と申し訳なさそうに母の元へ「パパにゴメンしてきて」と言うとリビングの父のところに行き「こわれた・・・」と言っている。パパが「壊れたんちゃうやろ!壊したんやろ!」と言っている。するとパタパタと走るせいやの足音。パパが「それはいらん!」と言っているので寝室から気になって「何がいらんの?」と母が父に聞くと「Sがドライバー取ろうとしてる」と言った。その『ドライバー』の言葉をSは『ドラえもん?』と聞き間違って「ドラえもん・・・ドラえもん」と言いながら寝室に戻ってきてドラえもんのぬいぐるみを持ち、しばし立ちつくしドラえもんを見つめている。『これでなおるのかー???』って表情。母も続きが見たくて「ドラえもんやろ。パパに早く持って行き」と言うとまた駆け足でパパにドラえもんを手渡しに行って、父も母も笑いをこらえるが顔がゆるんで仕方なく、それでもパパは「ドラえもんこれで治せるかい?」と演技している。横でこれでもかというくらいその様子を真剣に覗き込んでるS。もう笑いも限界で、パパに許してもらえたSでした。Sの焦り具合とドライバーとドラえもんの間違い超×5おもしろかった。
おしらせ
○給食室
☆クラスにいって一緒に給食を食べています
☆アトム風マーボー丼の作り方
○夜間室
☆みかん組懇談会 35名の夜間保育の様子
○いちご組
☆4月スタートしてからの子どもたちの様子
☆いちご懇談会の報告
☆新しいお友達の紹介です
○もも組
☆5月の取り組みの紹介です
☆4月の子どもたちの一人ひとりの様子
☆こいのぼりの製作と、懇談会の報告
○ばなな組
☆今月の取り組みの紹介
☆面白エピソードの紹介
☆ばなな組1日の流れ
☆クラス懇談会の報告
○ぶどう組
☆ぶどう組からのお知らせ
☆クラス懇談会の報告
☆1日の流れと子どもたちの様子
○すいか組
☆4月のスイカ組の子どもたち1人1人の様子
☆クラス懇談会の報告
○みかん組
☆5月の取り組み内容のおしらせ
☆子どもたち1人1人の様子
☆クラス懇談会の報告
○フリーのページ
☆新年度に変わり、1ヶ月たっての思い等
○アトム共同保育園を育む会からの報告
4月号 巻頭文
2009年度がスタートします。どうぞよろしくお願いします。
2009年度は新しく29名を迎え入れて、子ども141名、職員30名でスタートします。どうぞよろしくお願い致します。
各クラスの子ども数と担任を紹介します。 *=新入園児 太字=責任者
いちごぐみ 12名 *12 【池本美和・梅本あゆみ・坂口舞・野沢民江】
ももぐみ 23名 *11 【仲嶺真弓・上野由美子・長野麻美・石原恵】
ばななぐみ 26名 *2 【亀地亜由美・谷野則文・糀谷真唯子】
ぶどうぐみ 25名 *4 【上原峰子・川中三和】
すいかぐみ 23名 【大野京子・田丸あけみ(山本知輝)】
みかんぐみ 32名 【鳥羽美奈子・南真紀】
休暇代替フリー 【山本知輝・久保創太・松藤美和】
夜間保育 【大浦由美子・小松純子】
給食 【金石愛子=副園長・木場浪子・中川知子】
掃除 【山田キミ子・野沢道代】
事務 【林 明子・原田博子】
総括主任、副園長 【岩木陽子】
園長 【市原悟子】
理事の紹介をします。
アトム共同保育園は、社会福祉法人アトム共同福祉会が運営に責任をもっています。
市原悟子 理事長兼園長 金石愛子 副園長 給食責任者
山本健慈 非常勤理事(和歌山大学学長) 吉見剛二 「なかまの里」施設長
瀧本善則 非常勤理事 原田 仁 非常勤理事
【監事 吉木浩 赤塚満紀子】
以上が理事会のメンバーです。理事会は2ヶ月に1回行われています。
どうぞよろしくお願いします。
事務室メンバーの自己紹介
市原悟子
法人の理事長、園長をしています。保育士歴36年です。前歴は京都の認可保育所3年、泉佐野公立保育所の臨時職員約2年、認可前のアトム共同保育所24年を経て、現園長7年目です。
子ども達からは『おっこ』と呼ばれています。この呼び方は「よしこ」の発音が小さい子どもには難しくて『おっこ』になったものです。
叱る時は迫力満点なのでやんちゃな子ども達からは怖れられています。
役職で園長をしていますが、役職での建前論は苦手です。
そこでお願いですが私の発言は私個人としての考え、思いで話しますので、ご理解下さい。年齢的にも『人生色々体験』しています。子ども、家庭、職場などのこと話したいと思ったときは気軽に声を掛けてください。
園長と保護者の関係は上下関係ではなく、子育てを共にしている仲間と考えています。園の運営、保育に関する意見は私に直接話して下さい。そして私の考えも聞いて下さい。どうぞよろしくお願いします。
金石愛子(カネイッちゃん)
副園長と栄養士をしている金石愛子です。アトムに関わって4半世紀になります。もともと料理が大好きで、子どもが大好きで・・・。25年前いち主婦だった私は隣人(旧アトム共同保育所の保護者)の声かけでアトムに来て、こんなに長くどっぷり漬かることになりました。赤ちゃんで入園してきて、離乳食を食べ、普通食を食べ、段々乳児から幼児に成長していき、小学校に送り出す頃にはとっても頼もしく大きくなった子ども達。こんな幸せな仕事はないといつも感じています。最後の1年、いっぱい楽しんで、来年3月にはみかんの子ども達と一緒に卒園します。
主任7年目で副園長も兼ねる岩木です。 岩木陽子(岩ちゃん)
6年も主任をしているとベテランの域ですが、まだまだもたつく事もあり、日々頭を柔軟に!を意識させる毎日です。家族は会社員の夫、社会人の娘2人、89歳になる実母の5人暮らしです。保育に限らずいろいろな悩みや疑問、こんなこと言ってもいいのかな・・と思うようなことも含めて、何でも話してもらえれば、そこから私の仕事が始まるのだとい思いますのでどうぞよろしくお願いします。
行事について 市原悟子
*年間行事予定表を失くさないように保管しておいて下さい。
① 6月親子フェスティバル、9月のアトムフェスティバルのとりくみを一緒に考えて下さい。
② 親子フェスティバルの会場が変更になります。オアシス公園の駐車場整備の為、駐車場が利用できません。それで今年はひまわりドームを使用します。お間違いのないようにお願いします。
③ 保護者からの要望でクラス懇談会の回数を増やしています。
行事は基本的に子どもと職員が共に楽しめるような内容を考えてつくっています。
懇談会は子どものこと、大人のことを話す場、子どもを育てる大人同士が子ども理解をするための場です。何か問題があるから話すのではなく、日頃ゆっくり時間がとれないので、懇談会という場を設定しています。 多いに活用して下さい。
新入園児の保護者の方は懇談会に関して就学前の小さい子どものことで何を話すのだろうと疑問をもたれると思いますが、園での子どもの様子、担任の思い、日頃の些細な子育ての悩み(こんなことするのうちの子だけ?私の育て方これでいいの?)などを話し合う場です。『ひとりはみんなの為に、みんなはひとりの為に』考えあう場となればと思います。一人で悩みを抱え込まないように、疑問、質問何でも話し合える場です。
多くの保護者の方から「懇談会で他の人の話を聞いてとても考えさせられた」「大人になってゆっくり、話したり考えたりする時間がなかったから懇談会が新鮮だった」「人前で話すことが苦手なので参加しなかったけど、最後に参加して自分が予想していたような緊張感などなくとても楽しかった。もっと早くから参加しておけば良かった。後悔!!」との感想が聞かれるほどです。自分は話すのが苦手だけど他の人の話は聞きたい。それでも良いのです。今年は回数を多く設定しています。是非参加して下さい。
「シングルベルの会」とは
母子、父子家庭で子育てする人達の集まりです。アトム通園中の保護者の方はもちろん、OBの保護者の方も参加しています。会といってもそんな大したものではなく、みんなそれぞれに話している感じです。
私も母子家庭で子育てする2児の母です。私も初め「シングルベルの会」への参加は迷いました。自分のこと話すのにはもちろん抵抗もあったし、どこまで話していいものか・・・など不安でした。けれどやっぱり子ども一人で育てていくのって大変ですよね。
今はまだぶつかっていない問題にもこれから乗り越えていかなくてはいけない・・・そんな不安いっぱいの気持ちを同じ境遇の人たちと話できたらと思い参加することを決めました。「解決!」とまではいかなくても話し聞いてもらったり、意見聞くことで気持ちは楽になりました。普段のアトムの懇談会はやはり子どもの話になりますよね。それはそれで知らない子どもの様子が聞けて楽しみです。でもここでは自分の話しで良いんです。母になった今、自分の話をする機会ってなかなかないですよね。お忙しいと思いますが、時間に都合がついたら是非一度覗きに来てみて下さい。一緒によい時間が過ごせたらいいなと思います。(2008年アトムっ子5月号より)
おしらせ
○給食室
☆給食室スタッフの紹介
○夜間室
☆実家のような夜間保育にしたいと思っています。
○いちご組
☆クラス作りについて
☆メンバーの紹介
☆担任の紹介
☆いちご組の部屋の配置、持ち物の置き方など
○もも組
☆もも組グループ分けをします
☆担任の紹介
☆もも組の部屋の配置
○ばなな組
☆ばなな組、こんなクラスにしたいと思っています
☆担任の紹介
○ぶどう組
☆担任の紹介、こんなクラスにしたい
☆グループ分けについて
○すいか組
☆すいか組の仲間たちの紹介
☆担任の紹介
○みかん組
☆担任の紹介
☆メンバーの紹介
○フリーのページ
☆フリーの紹介
○アトム共同保育園を育む会からの報告
3月号 巻頭文
『保育の集い』が無事終了しました。 市原悟子
2月22日(日)に煉瓦館でカリキュラムづくりを内容にした26回「くまとり子育てと保育を考える集い」を行いました。(先月号のアトムっ子で6年ぶりと書いていましたが単純なミスで4年ぶりでした。訂正します)カリキュラム作りにご協力ありがとうございました。保護者の方の意見は【保護者として大事にしたいこと・・】のところに集約しました。「保育の集い」の呼びかけはビラをアトムの保護者、育む会、熊取小、中学校の先生、公立保育所、2ヶ所の私立幼稚園、2ヶ所の無認可保育所、民間保育園、泉佐野、貝塚、岸和田の公立保育士に配布、全国にはホームページに載せました。私の予想ではアトムの保護者10名他の機関から30名も参加すれば良いかと思っていました。しかしアトムの保護者12名、学童指導員、教師、行政職、他園の保育士、大学職員の方たち97名の参加があり予想を超えました。泉州地域外から(佐賀、兵庫、滋賀、京都、和歌山、奈良、大阪)イギリスから松田みおかさん(6月に1ヶ月間アトムで実習)もこの集いに是非参加したいとのことで来てくれました。
感想も多数寄せられ関心の深さを感じました。どうもありがとうございました。
近日中にホームページに完成のカリキュラムと感想を載せたいと思います。
2008年度を振り返って
1、4月149名でスタートして途中入園4名、途中退園7名(転居)でした。
2、子どものけがは年々減少傾向にはありますが2点の大きなけががありました。
① 椅子から飛び降りた拍子に棚であごを強打し5針縫合
② バランス遊びのとき丸ブロックに素足をはさみ親指の爪をはがす
子どもの動きを予測する。素足の良さもあるが遊びの内容により靴をはかせるなど、再度安全に気をつけていくことを心がけたいと思います。
③「安全委員会」の発足 子ども達の安全確保のために保護者も含む「安全委員会」を発足し、1回会議をもちました。その後、さすまたを使用しての防犯訓練を行いました。緊急連絡の方法などについても考えたいと思いますのでご協力よろしくお願いします。
④ 3月末で吉井泉、吉本忍、谷奥奈津子の3名が退職します。
若い職員を鍛えて、支えて、育んでいただきましてありがとうございました。
おしらせ
○給食室
☆花野菜のカレーソテーの紹介
○夜間室
☆卒園していく保護者の方に、夜間保育の感想を聞きました
○いちご組
☆節分の時の子ども達の様子
☆子ども1人1人の様子
☆保育士の1年を振り返って
☆いちご組クラス懇談会の報告
○もも組
☆保育士の1年間を振り返って
☆クラス懇談会の報告
☆こどもたち1年間の成長した姿
○ばなな組
☆ばなな組をふりかえって(保護者に書いてもらいました)
○ぶどう組
☆ぶどう組で一番楽しかったこと、一番イヤだったこと
☆保育士の1年を振り返って
○すいか組
☆すいか組の子ども達の1人1人の姿
○みかん組
☆もうすぐ卒園の子どもたちに 今どんな気持ちか?聞いてみました
☆保育士の1年を振り返って
○フリーのページ
☆
○シングルベルに参加している方の感想
○退職する3名の保育士から、アトムを振り返って
○アトム共同保育園を育む会からの報告
2月号 巻頭文
休止していました『保育の集い』を再開します。 市原悟子
6年間休止していました「くまとり子育てと保育を考える集い」を再開します。
集いの内容は前回のアトムっ子でもお知らせしました。アトム独自のカリキュラムをみなさんで議論していただき完成させる内容です。保育所保育指針が改定され、保・小・中の連携や保護者支援が加わりました。指針で示される以前からアトムでは実践してきた内容なので今更という感じもしますが、自分達が今までやってきたことを形にしたものです。一般的には保育のカリキュラムと言えば子どもに対しての保育内容計画です。
しかし子どもの周りの大人が子どもに与える影響も大きいです。大人として子どもに対してどうすれば良いのか、何を自覚すれば良いのかの指針が必要だと思い職員、保護者編も付け加えました。
子ども、職員編は案ができましたが保護者編は現在編集中です。
*「集い」の場所は「熊取レンガ館」2月22日(日曜日)9:30~11:30です。
初めての休園にご協力をお願い致します。
第4土曜の職員会議の際、家庭保育に御協力いただきましてありがとうございます。現在、土曜日の保育人数は約50~60名です。職員会議の際は協力いただき約40名です。その間の保育は代替フリー(小松、松藤、梅本、長野)夜間保育(大浦、久保)給食室担当(中川)事務の(林)を含め8名で行っています。参加できない保育士は書記ノートを読み後日、主任からの報告を受けます。1月はインフルエンザの影響もあり30名と少なかったので保育担当の職員も順次会議に参加できました。「全職員参加の会議にして欲しい」「全職員参加できるように工夫できないものか」と毎年職員からの希望はありますが平日の夜は夜間保育もあり、実現できないまま現在に至っています。そこで年2回(日曜日に職員会議を)と考えています。日曜保育を利用している方には大変申し訳ありませんが3月22日(日)は休園日とさせていただきます。御協力よろしくお願い致します。
花壇づくりありがとうございました。N君のおばあちゃんが園庭の花壇を整備してくれ花を植えてくれました。Nさんは『花育活動』に興味をもっているそうでアトムでも取り組んだら良いと以前から考えていたそうです。そんな時アトムが4月に発行した「地域新聞」で『育む会』を知り、アトムの応援団にと『育む会』に入会してくれ自分の趣味だからと早速、花壇作りを実行していただきました。日頃「~して欲しい」「~してくれていない」と注文を付けられることが多い中、「職員は何かと忙しそうだし良ければさせて下さい」と言ってくれたときは、本当にありがたかったです。祖父母懇談会でも呼びかけているのですが自分の趣味など活かし子どもや職員のためにしていただけたらと思います。Nさんありがとうございました。
おしらせ
○給食室
☆高野豆腐のチーズはさみ揚げの作り方
☆けの汁の作り方
○夜間室
☆大きくなったら何になる?
☆折り紙、切り紙遊び
☆ドラえもんゲームはじめました
○いちご組
☆わらべ歌の紹介
☆1年を振り返って。保育士・保護者
○もも組
☆てあそびの紹介
☆もも組の子ども達の花言葉の紹介
☆職員同士の花言葉
○ばなな組
☆おなかの中の鬼は何?
☆こども一人一人の1年を振り返って
○ぶどう組
☆子どもたちの室内遊びの様子
☆ホットケーキクッキングの様子
○すいか組
☆こどもにお腹の中の鬼って何?聞いてみました。
○みかん組
☆みかん組さんの一コマ
☆クラス懇談会の報告
○フリーのページ
☆2月の様子
○職員会議の感想
○アトム共同保育園を育む会からの報告
1月号 巻頭文
2009年明けましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願い致します。 市原悟子
ここ数年、暗いニュースと希望がもてないような厳しい流れを感じていますが、今年はなんとか明るい話題を期待したいですね。
昨年アトムには様々な人が訪問してくれました。見学者、実習生を除くとアトムの卒園児が多く来てくれたことです。彼らが過ごしたアトムは現在の場所ではありません。しかし私達職員を訪ねて来てくれたのです。レストランでコックの見習いをしている若者はバイクでやってきました。駐車場にバイクで現れた彼はまるで不審者のような動作でした。すぐさま「どういうご用件でしょうか?」と訊ねると「仲嶺先生は?」と聞きます。その日仲嶺は休みだったので「休みですが」と答えながら男性をしっかり観察していたら見覚えのある顔だったのです。恐る恐る「シゲか?」と聞けばヘルメットを脱いで「そうやで、憶えてくれてた?良かった!俺、不審者扱いされていると思ってどうしようと気が気じゃなかった。良かった!良かった」と安心していました。彼は17年前4歳児までアトムで過ごし、他の町に引っ越していったのです。「よく忘れず訪ねてくれたなあ」とその当時のことを思い出しながらおしゃべりに夢中になりました。彼は「これこれこの雰囲気が忘れられないんや」と突然笑いながら言うので「どんな雰囲気や?」と聞けば「みんなで寄ってワイワイと気にしてくれる感じ」4歳児の記憶が『こんな雰囲気』だと憶えているとことに大変驚きました。「他にどんなこと憶えてる?」と質問したら「昆布!あれはおいしかった!」と言うことでした。当時給食室のお手伝いをしたら「昆布」を金石が渡していたのです。その後の訪問者も「昆布の味」を覚えている子が多くいました。体験学習に来た卒園児は「俺、昆布をもらえるのが楽しみでアトムに行ってたんやで」なんてことも言っていたほどです。お菓子や色々な美味しい物が沢山ある中で「昆布」の味が思い出としてずっと残っていることが以外でした。「俺のことを気にかけてくれる大人たち」と「昆布の味」を思い出し、自分が過ごしたことのないアトムに訊ねて来てくれたことが私たちにとってとても大きな励みになりました。
今年も子ども達の記憶の中に暖かなものが残るように職員一同頑張ります。よろしくお願いいたします。
2008年は私にとって大きな出来事と変化のある年でした。アトムの中では希望通りには進まない難しさと力の無さを痛感する悲しい出来事がありました。自分の非力と比べこの困難をなんとかしようと保護者間でつながりをもち助け合い、支え合いが行われていたことは大きな力だったと思います。心からご冥福をお祈りいたします。
おしらせ
○給食室
☆給食室スタッフの今年の抱負
○夜間室
☆クリスマス会
☆テレビドラマ「だんだん」をみて(大浦)
☆サッカーを好きな理由(久保)
○いちご組
☆12月の取り組みの報告
☆クリスマスの様子
○もも組
☆今月の取り組みのねらいなど
☆自己主張をしだした子ども達の様子
☆もも組の担任紹介コーナー
☆暮らす懇談会の報告
○ばなな組
☆クリスマスの様子
☆クラス懇談会の報告
○ぶどう組
☆クラスのみんなに昨年の漢字を1文字で表していただきました
☆1月の取り組みのおしらせ
○すいか組
☆まっきんグループ12月の様子
☆クラス懇談会のお知らせ
○みかん組
☆1月の予定、年賀状について
☆クリスマス会の様子
○フリーのページ
☆それぞれ自由なテーマで書いてみました
○職員会議の感想
○アトム共同保育園を育む会からの報告